第149話から第152話までの担当者紹介!
皆様、はじめまして。
某国内エアラインにて2年目のCAでペンネーム常夏ガールです。
若輩者の話ですが、どうぞお付き合いください。
2年目だからこその、“ジュニアのつぶやき”です。
第149話 「もうひとつの"顔"」 - 18 Mar .2004-
最近、季節の変わり目ということもあってお天気が変わりやすく、 風向きで変わるもの。まずは離着陸の方向。 風の偉大さを感じること。それはフライトタイム。 南風やら北風やらがビュンビュン吹くこの季節。 家でこの“風”にまつわる話を考えていたら、 皆様、くれぐれも“カゼ”にはご用心を。
ありがとうございました。
体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?
北風やら、南風やら、このお仕事をする前までは、
お天気や風向きにこんなに敏感になることはありませんでした。
天気予報なんて、明日は晴れるんだ、とか寒いんだ、
くらいがわかればいいと思ってました。
空の仕事、これは、風と切っても切れない関係にあるようです。
飛行機は離陸も着陸も風上に向かって行われます。
だから、冬の寒いとき、北風がビュンビュン吹いているときは、
北に向かって離着陸します。
恥ずかしながら、入社前まで、飛行機が風上に向かって
離陸するだなんて思ってもみませんでした。
どうやら、向かい風に力を借りて浮く?飛ぶ?らしいです。
詳しくは専門家にお任せしたいとおもいます。
また、目的地が南の方角にあるから南に向かって離陸する、
ということでもないらしいです。
これもやはり、風向きで。上空で方向転換するのです。
上空では偏西風という西風が一年を通して吹いているのだそうです。
これはかなりのスピードを出しているらしのですが、猛威を発するのが冬。
上層偏西風、つまりジェット気流と呼ばれる風が新幹線並の速さで
西から吹いてくるらしいのです。
なので、それが向かい風となる西に向かう便では時間がかかり、
逆に東に向かう便では、その風に乗って早く到着できるというわけです。
時刻表の時間も、計算するとそうなっていると思われます。
“冬ダイヤ”ってことです。
キャビンはどんな状態かというと。。。気分が悪くなるお客様続出です。
お見送りの際、座席にうずくまってしまわれているお客様や、
着陸したとたんにトイレに駆け込もうとするお客様、などなど。
実は私もその中の一人。
飛び始めて間もないころ、着陸前に本当に気持ちが悪くなり、
反対側の席に座っていった先輩の言葉など聞くわけもなく、
着陸直後、トイレに駆け込みました。
トイレからでた私を待っていたものは、、、言うまでもありませんね。(苦笑)
カゼを引いてしまいました。 せっかくのお休み、寝てすごしました。
第150話 「機内」 - 25 Mar .2004-
皆様、こんにちは。 航空会社は応募資格に、航空機乗務に支障のないこと、 毎フライト、いろんなお客様と出会います。 でもこのような微笑ましい出会いばかりではありません。 機内からの景色。雲海を幻想的なピンク色や紫色に染める夕日。 皆様、機内はすばらしい場所です。 では、また来週もよろしくお願いいいたします
先週に引き続き、“ジュニアのつぶやき”に
お付き合いいただき、ありがとうございます。
今週は、機内、をテーマにお話を進めていきたいと思います。
充分に健康であること、など必ず盛り込んでいます。
なぜならば、機内でのお仕事は本当にほんとうに大変だからです。
よく“機内の気圧は富士山の8合目くらい”だと言われます。
想像してください。富士山の8号目といったら、酸素は地上よりうすく、
高山病になる人も現れ、頭痛に襲われる人もいらっしゃるでしょう。
そんな中で働くのです。
新人のころは、エンジン音のせいで先輩からのありがたい(?)
お言葉が聞きにくく、聞きなおす勇気もなかったため、
同じことをしてさらに怒られたりしました。
足はむくむ。風邪は治りにくい。内臓は圧迫されてるかんじがして、
お腹がすいてるのになぜかクルーミール(乗務員が食べる食事、
というより“お弁当”です)がすすまない。
地上におりるとぐったりと気だるく、しかし先ほど言った理由から
機内ではお腹を満たすことができなかった為と解放感から、
それが深夜であっても暴飲暴食にはしる。
その結果コレステロールが高すぎる、と健康診断で言われる。。。
こんな風に書いたら、なぜCAをしているの?と思われる方も多いでしょうね。
でも理由は簡単。私はこの仕事がすきだからです。
一期一会。“世の中にはいろんな人がいるんだなぁ”
ってつくづく思います。 自分がパーサーにでもなったかの
ような風体で機内の巡回をはじめる方、
“本日の乗務員の方々の全員のお名前をフルネームをお願いします”
と言って過去何ページにもわたるフライトの記録が詰まっている
my bookを差し出してくる方、お飲み物を伺うと“いくら?”と
言っておさいふを探し始めるおばあさま、窓から見える富士山に
感動のあまり涙をながされる老夫婦、楽しそうな修学旅行生、
きれいなお化粧に素敵なスーツで身をかため照れるほどの
熱い視線をCAに送る航空会社受験生。
それまでは堂々としているのに、激しい揺れが続くと、
心配そうな顔で私たちをただただ見つめ、
着陸したとたんにまた元通りになるお客様。
“なんでこんなことに腹を立てるのだろう?”と思って
しまうことで、お怒りになり、クレームをあげ、挙句の果て、
機内で騒動を起こし空港警察のお世話になる方もいらっしゃいます。
酔っ払って機内に乗り込んでこられて“ありったけの酒を出せ〜”
と、どなる人も。
また、時には急病人がでることもあります。
そんな時、私たちは機内でできる最善の方法でその方の
人命救助に当たります。
トイレの前で急に倒れる人、座席で意識を失いかけている人、
持病の発作がでてしまった人、たくさんいらっしゃいます。
こうやって今までの取るに足らないフライト経験を振り返っただけで、
“CAとして大切なもの”が改めて頭にうかんできます。
眠い目にはちょっとキビシイ活気あふれる朝日。夜景。
滑走路を照らすまっすぐなライトの線。
富士山を初めて窓から見たときは涙がこみ上げてきました。
聖地であり、戦場です。よね?
第151話 「人間関係」 - 1 Apr .2004-
皆様、お元気ですか?
やっと暖かくなり始めたお天気をとても楽しんでいるかのように、
桜がうれしそうに咲いてますね。
「出会いと別れ」シーンの背景にはいつも桜があるような気がします。
この春から新社会人になられる方も多いのではないかと存じます。
今回は、社内の人間関係について少しだけお話させていただこうと思います。
しばらくの間“ジュニアのつぶやき”にお付き合いください。
面接では、よく“あなたは周りからどう思われているとおもいますか?”
とか、“集団の中でのあなたの役割は?”とか質問されるかと思います。
最近、この質問は本当に大きな意味をもっているなぁとつくづく実感させられます。
機種によっても異なりますが、何人かのチームでフライトします。
何十年も飛んでいる先輩もいれば、一年上の先輩などさまざまです。
こわい方もいれば、とっても優しい方も。
新人は、いかなるときもとにかく謙虚に振舞い、どんなことをいわれても
弁解はしない。お客様より先輩の顔色を伺っている時間の方が
多いのではないかと反省することもしばしば。
こんなの、本末転倒ですよね。。。
正直申しますと、慣れるまでは、会社に行くのが本当にいやな日が多かったです。
電車やタクシーに乗っていても、空港が近づくにつれて胃が痛くなったり、
手に汗をかいたり、緊張でやたらのどが渇いたり。
はじめはお叱りを受けると、“私がいたらなかったせいだ” とか
“私はこの仕事に本当に向いていたのだろうか?”と自分の勉強不足や
技量が足りないことを悔やんだりしていました。
しかし、ある一定の時期を過ぎると、それは次第に違う感情に変わってくるのです。
お察しのとおりだと思います。
新人ながら、やはり一人の、大人の、人格を持った、CAです。
時には、謙虚な新人CAを演じながら、“理不尽!気分屋!自己中心!って
言葉はこの人の為にこの世に存在するんだ!”なーんて生意気なことを
思ってたりするんです。先輩方、本当に申し訳ございません。
やはりCAがかもし出すキャビンの雰囲気はお客様に伝わるものです。
場の雰囲気の読める、心の広い、奥の深いCA、そして大きな意味で、
人の気持ちがわかる人間でありたいと思います。
その人がいるだけでぱっと明るくなる人っていらっしゃいますよね。
やさしい心を保ちつつ、強くありたいと思います。
そして皆様もそうあっていただきたいと願います。
私たち人間は“オンリーワン”ですよね。
ありがとうございました。
第152話 「ラストフライト」 - 8 Apr .2004-
今まで、“ジュニアのつぶやき”にお付き合い
いただきましてありがとうございました。
今回をもちまして卒業させていただきます。
最後に何について書こうかと、とても悩みましたが、
最後らしく、ラストフライトについて書きたいと思います。
書類選考、度重なる面接、健康診断、体力測定を経てやっと入社。
そして毎日がテストで苦しいようで楽しい(?)訓練、OJT、ひとり立ち。
こうして一人のCAができあがります。
花の命は、その花にもよりますが、そんなに長くないような気がします。
機内でお知り合いになった方と結ばれて寿退社する方、
ほかの航空会社に移る方、マナー講座やスクールの講師になる方、
留学する方、辞める理由はたくさんあるようです。
そんな人たちをいままでに何人も見てきました。
フライト前から泣き崩れてしまう方、
涙ひとつ見せず我慢して最後にとうとうロッカーで泣いてしまう方、
本当にせいせいした(?)!と終始笑顔でフライトを終える方。
辞める理由もそれぞれなら、去り行く時もそれぞれです。
ふと、私はどうなんだろうなぁと考えさせられます。
私はきっと、フライト前から泣き崩れてしまうと思います。
今までの苦労や涙、叱られたことやほめられたこと。
きっとどんないやな思い出も辞めるときにはいい思い出に
変わっているんだろうなと思います。
最後になりましたが、いままでお付き合い
いただき本当にありがとうございました。
私はCAという職業に就けたことを心からよかったと思っております。
目指してがんばっている方に心からエールを送りたいと思います。
けして華やかな仕事ではありません。
“現場”はとてもきついときもあります。
人が好きで、飛行機が好きで、空が好き。
そんな方なら絶対に夢は現実になると思います。

( Photo by (c)Michelle )
第153話から第156話までの担当者紹介!
皆さん、こんにちは。
第108話〜111話でお世話になしました"S"です。
今回も宜しくお願い申し上げます。
第153話 「バナーナー」- 15 Apr .2004-
週間エッセイをご覧の皆様、こんにちは!
ちょうど一年前に載せて頂いた、欧州系航空会社で
飛び始めて4年目になります、Sと申します。
まさかまた皆様の前に私のエッセイが
お目見えするとは思ってもみなかったので、
私のフライトにオフで乗っていたM子さんとM香さんに
「何かおもしろいお話を」と尋ねたところ、
「ネタが欲しいならおとなしくウーロン茶を持ってこい」だの、
「チーズ」(しかも残した)だの、終いには赤ワインをこぼし
「営業妨害か!」と思うほど扱き使われました。
やっと着陸しお客様に挨拶をしていると、また2人から
呼び出され「松崎しげるの歌なんだっけ?」と尋ねられ、
思わず「リ〜●、21」と口ずさんだらお客様に笑われてしまいました。
そんなM香さんは愉快なお客様の話を聞かせてくれましたが、
彼女自身、数年前フライト前日にカッコよく制服を着込み、
ばっちりメイクをして会社に現れ、日にちを一日間違えていたと
気づいて寂しく帰宅した哀愁漂った後ろ姿を私は今でも忘れられません。
M子さんは、離陸後すぐのメインサービスと、着陸前のサービス
の間にあるわが社の「おにぎりサービス」のことを
ローカルクルーに「Let`s go to ハラキリサービス!」と言われ、
大変脅えておりました。
こういうローカルクルーは多いのですが、どうも
「おにぎり+ハラキリ+おりがみ」が混ざってしまうようです。
それにしても物騒な会社ですね。
物騒と言えば、この間ローカルクルーのパーサーで
日本の警察に捕まった人がいます。とってもエレガントで
可愛らしいパーサーなのですが、日本のステイ先のホテルに
myチャリ(*自転車)をホテル側の許可を得て置いています。
(中国のホテルにも常備。なんて寛大なホテル!)
その日も颯爽と街へ繰り出し走っていると、後ろから
パトカーがなにやら日本語で言っている様子。
自分ではないだろうと走り続けていると、
パトカーが2台に増え英語で"STOP! STOP!!"と
明らかに彼女に向かって叫んでいるのでようやく
止って話を聞いてみると、お巡りさんはつたない英語で
"Highway! No Bike!!"...
そうです、彼女は高速を自転車で走っていたのです。
それを日本人クルーに話す彼女はなぜか楽しげ...
日本人として(というよりまともな人間として)厳重注意しておきました。
ところで、わが社は欧州系の会社のため、
お客様はヨーロッパ各地の様々な国籍の方がいらっしゃいます。
西洋人のお客様と日本人のお客様の違いで気づいたところは、
長距離の飛行機に乗ると日本の方は静かに映画をご覧になるか
お休みになる方ばかりですが、西洋人のお客様は
空飛ぶバー感覚でお酒を飲みながらお友だちと通路や
ギャレーでお話をする方が大多数です。
以前、ローカルクルーに「日本人はどうして電車やバスの
中で眠れるの?!」と聞かれ、もしかしたら西洋人のお客様は
機内でお休みにならないのは、公共の場で眠るということに
慣れてないからなのかなぁ、と感じました。
個人的には電車やバスでも眠れる、日本はいつまでも
そんな平和な国であってほしいと願うのですが。
さて、これはワールドカップの時期にイタリア人の
団体様がAちゃんのフライトにご搭乗された時のこと。
イタリア人の団体様はワールドカップに心踊らされていたのか
大変にぎやかにお過ごしになり、反対に旅の疲れで
ゆっくり眠りたい日本人のお客様はお怒りのご様子。
Aちゃんはお酒好きの彼らに「ビールを一本づつあげるから
静かにして下さいね」とお話をしたところ、陽気な彼らは
「O.K!わかったよ」と快く承知して下さり、胸をなでおろして
ギャレーに戻ったのも束の間、今度は5秒おきに一人の
イタリア人男性からからコールボタン(乗務員呼び出しボタン)
が鳴り、お酒を頼まれる始末。
機内では気圧の関係で地上で飲む時よりもアルコールの
回りが早いので、ペースが早かったり顔色などをよく観察して、
心配だなと感じられたお客様には事情を説明してしばらく
ジュースなど他のお飲み物に変えて頂く場合があります。
その時の男性もペースが早かったので、
「少し時間を空けましょう」と話してお酒をストップしていただきました。
それでもやはりAちゃんがギャレーに戻るや否や、コールボタン再び...。
お客様のため、ここはビシっとお断りしよう!と男性のフネ母さん
のように言ったところ、彼は満面の笑みで
"♪I just call, to say, I love you〜"と
スティーヴィー・ワンダーの歌をノリノリで歌い、
これにはAちゃんも日本人のお客様も大笑い。
その後のフライトは穏やかに終わったそうです。
そして、これもまたまたAちゃんのフライトに、
黄色い長袖のシャツに緑のベスト、茶色い鼈甲の眼鏡をかけた
笑瓶さんルックのイタリア人のおじ様が乗ってきました。
以前、わが社のエコノミークラスのトレーには、
なぜかバナナが一本、エレガントに切られることもなく、
皮ごとどっかりと添えられていたことがありました。
そのおじ様はサービス中、「バナーナー。バナーナー。
バナーナーをくれ」としきりにおっしゃっていたので、
運良く残っていたバナナを2、3本お持ちしました。
しかし、2、3本では足りなかったらしく、お食事の済んだ
お客様のトレーを回収しているAちゃんの後ろで、
おじ様はまるでクルーの一員のようにバナーナーを回収し始め、
一通り終わるとご自分の席に戻り、両隣りの見知らぬ日本人の
お客様にご自分のトレーと赤ワインを持たせ
(日本人のお客様はもちろん唖然)、座席の上の物入れから
大きなボストンバッグを下ろし、回収したバナーナーを
大事そうにしまいました。
Aちゃんの「フルーツ持ち込みダメですよ」という声が
彼の心に届いたのか疑わしいのですが、
とても幸せそうな笑みを浮かべていらしたとのことです。
さて、今回のお話はここまでですが、これを読んで
皆さんが少しでもハッピーな気持になれたら本望です!
それではまた来週もお願い致します。
〜〜 しばしブレイク 〜〜
皆様、こんにちは!
週刊エッセイ管理人の「現役外資系FAです」。
Sさんからのエッセイが未着のため、代役として
今週と来週は私のエッセイをUPさせていただきます。
執筆担当の方も私も仕事柄?あちらこちらを飛び廻っているため
時々タイミングがうまく合わない事がありまして
皆様にはご迷惑をおかけしています。
では、宜しくおねがいいたします!
-外国に住む事-前編 - 「苦労する事」
- 22 Apr .2004-
恐らくこのエッセイを読んでおられる方の大半は
日本人で日本に住んでいる人達だと思いますが
日本以外に住んでおられる方や外国人の方は
外国に住む事をこんな風に考えている人もいるんだなーと
思ってもらえたら幸いです。
基本的に外国に住む事は大変です。
先ず一番苦労するのは現地の言葉を覚える事だと思います。
仮に現地の言葉が英語だとするとTOEICで800点、
英検準1級を所持していたとしても、その国で部屋を借りたり、
電話を引いたり、病院へ行ったり、車を買ったり等する際
苦労する事があると思います。
もちろん、必要に応じて通訳を手配すれば身の回りの事を
こなす事は出来ると思いますが現地で仕事をしたり、
学校へ行ったりと言う事になると自分自身の語学能力に
頼るしかないと思います。そうは言っても語学というのは
中々飛躍的に上達するものでなく日々の地味な努力があって
はじめて見につくものだと私は思います。
「言葉は習うより慣れろ」と言われますが、、、。
そんな私も英語圏に4年近く留学経験があり、
更に英語が公用語の会社で4年半以上働いていますが、
英語に対する絶対の自信というのは有りません。
それでも8年以上英語圏の国で生活をしているので
日常必要な程度の語学能力はあると思います。
又、その国の文化や習慣も多少は理解しています。
なんだかまとまりませんが、要するに現地の言葉が
上手に使いこなせるにこしたことはありません。
語学能力以外に苦労する点は習慣や価値観の違い
もさる事ながら、治安に関する点も大きいと思います。
最近日本は物騒な事件が多発しているようですが、
週末の繁華街を女性が1人で深夜歩いていても
それ程危険はありません。
欧米諸国でも同様のケースは有りますが
常識では女性の1人歩きは避けるべきです。
時々、日本人やアジア人の女性観光客等が治安に対する
警戒心が低くて事件に巻き込まれています。
日本ほど安全な国はないと言われていますが、
それは国民全体の貧富の差が小さく、又、教育水準が
高いからだと私は思います。それに対して諸外国は
その日暮らしの貧しい人々が外国人を襲う物盗りになっていたり、
更に彼らのバックにギャングやマフィア等の組織が絡んでいるケースもあります。
現地に住んである程度の時間が過ぎれは危険な場所や
地域が分りますが、それ以外の地域だからと言って常に
安全と言うわけではありません。日本でも一時「オヤジ狩り」
と呼ばれる非道な事件が多発しましたが、男性、女性問わず
外国での夜の1人歩きは危険が一杯潜んでいます。
治安に対する意識は常に高く持つ必要が有り、
最終的には自分の身は自分で守るしかありません。
他にも外国に住むことは色々と大変です。
始めのうちは友達の数も少ないし、頼れる家族や恋人は
日本という事で、寂しさやホームシックを感じる事もあると思います。
これらを乗り切る為には強い意志と精神力が必要だと私は思います。
その反面、外国で自立して生活出来るようになれば将来FAになった時に
凄く役にたつと思います。又、FA以外のお仕事でも同様です。
強い精神力と自信が有れば少々の事でへこたれる事はありませんので
逆境にも立ち向かえると思います。
今回は外国に住む事の大変な面を紹介しましたが
次週では楽しい部分を紹介したいと思います。お楽しみに。
皆様からの感想もお待ちしています!
essay@crew-jp.com
-外国に住む事-後編 - 「外国に住むことはチャンス」
- 28 Apr .2004-
一昔前に比べれば、外国に旅行をする事、留学をする事、
移住する事等が格段に実行し易すくなっていると思います。
日本で生まれて一生日本で暮らす事も悪くはありませんが、
折角外国へ行き易くなったのですから是非このチャンスを生かして欲しいです。
さて、一言で外国と言ってもアフリカ、ヨーロッパ、アジア、
オセアニア、北米、南米と様々です。
各地域やそれぞれの国によって大きく生活スタイルも違ってきますが、
とにかく日本で無い国なら外国なわけでいずれの国に住んでも
日本の良い点悪い点が実感出来ると思います。
よく組織の中にいると中の様子が良く見えていないと言われますが、
一度組織の外に出てみると改めてその組織の良さや悪さが
分ると思います。例えば一つの会社から別の会社に転職すると
前の会社と新しい会社の違いが実感出来ると思いますが、
外国に住むことも同様だと考えて頂けたら分り易いと思います。
つまり、普段日本にいると当たり前の事でも外国では
当たり前じゃない事がたくさんあります。
例えば日本では携帯電話を持っている人がたくさんいます。
24時間オープンしているコンビニエンスストアがたくさんあります。
このことは私達日本人にとって極当たり前の事ですが、
そうでない国もたくさんあります。
仮に日本の生活が当たり前だと思っていたAさんが
携帯電話やコンビニエンスストアが殆ど無い別の国に
住む事になったとします。恐らくAさんは最初の頃は色々と
不便を感じると思います。
しかし、現地の生活に慣れてくると日本では当たり前のように
存在してた物が無くても普通に生活出来るようになると思います。
多分Aさんは物に対する感謝の気持ちや謙虚な気持ちを学ぶ
チャンスを得たと思います。
外国に住む事の目的は人ぞれぞれでしょうが、例えば留学という
ケースでは日本より優れた研究や日本には存在しない学問等を
学ぶチャンスがあると思います。
似たようなケースでは日本の一流スポーツ選手が米国のメジャリーグ
へ進出したり、ヨーロッパの強豪サッカーチームに移籍したりといった
ケースがあげれらると思いますが、日本国内でだけでなく更に
大きな世界に羽ばたくチャンスが外国には存在すると思います。
又、外国で働く事でより多くの報酬を受けたり、自分自身が秘めた
より能力をより多く試す事が出来る点も大きな魅力だと思います。
もちろん、チャンスばかりが大きいわけでなく失敗したさいの
リスクも大きいのは否定出来ません。夢をかなえる為に外国での
生活をスタートしてもそれが必ずしも成功する保証はどこにもありません。
例えば外資系のFAを目指して外国に移住してもその目的を果たせ
ないまま日本に帰国するケースはあります。
人生は常に思い通りに事が運ぶわけでないので仕方ない事なのですが
何にでもチャレンジする姿勢は素晴らしいと思います。
海外に住むにはお金がかかります、時間も必要です。
旅行会社やエージェントを利用すればわずらわしい手続きも
簡単に済ませる事が出来ますが、いざ現地での生活が始まれば
色々苦労もします。ですが、その反面日本には得られないものが
たくさんあります。そして自分自身を試すチャンスだと思います。
外国に住む事をテーマに2回続けてエッセイを書かせて
頂きましたが如何でしたか?
本当はもっともっと書きたい事がたくさんありましたが
これ以上書いてしまうと読むのも大変だと思うので辞めときます。
このエッセイを読まれた方でこれから海外で生活をする
予定の方がおりましたら心よりエールをお贈りいたします。
〜 来週からは再びSさんのエッセイをUPいたします!〜
第154話 「こぼれ話」- 6 May .2004-
GWも早々と終わってしまったところで2週目です。
さて、皆様は今年どちらで花見をされましたか?
私は今年、コクピットクルー+ローカルクルー&その家族ら
総勢15名で京都へ行って参りました。
初めは 「15人...一体どうなるんだろう?!」 と不安に思いましたが、
クルーの家族は初めて見る舞子さんや初めて食べるおそばに
感激の連続、私自身も初・京都だったので賑やかで
楽しいひとときを過ごしました。
また、丁度私の誕生日が重なっていたので、
皆シャンパンと歌、そしてクルーお気に入りのスタバのコップを
プレゼントしていただき、とても思い出に残る誕生日になりました!
ところで、今回はフライト後の日本人クルー"裏話(?"
とでも題してお話したいと思います!
フライト後、大抵わが社の日本人クルーはタイ料理屋、
または中華料理屋に食べに行きます。
( ちなみに私の書くエッセイはほとんどがそこで
拾われて来るネタです ) そこではその日の出来事が語られたり、
こんなお洒落なお店を見つけた、などの話が繰り広げられています。
その日はエコノミークラス担当だったN子さんが、
メインのミールサービスをしていた時のことを話していました。
ご年輩のお客様に「本日のお食事はチキンか鰻になります」
と伺ったところ、お客様は大変お悩みになったあげく、
「うぅぅ〜ん...冷や麦!」... シーン。思わず、
チェックインカウンターでそばつゆを受け取り
(ファーストクラスのお客様はサービスでわさびとネギ付き)、
ベルトサイン消灯後、パーサーのアナウンスで流しそうめんの竹を設置、
キャプテンの合図でサービススタート、後ろのお客様には
なかなかそうめんが行き届かず、クレームに「申し訳ございません」
と陳謝する私たちの姿を想像して盛り上がってしまいました。
〜ちなみにこのサービスは時々水が漏れて緊急着陸する
場合がございますのでご了承ください。〜
また、飛び初めの話をしていた時のこと。
ご希望のお食事が切れてしまいご立腹のお客様に、
「お客様!大変申し訳ございません!!」 となるはずが、
思い切り真剣な顔で
「お父様!」... ががーん。
それは私です。自分の父親にもそんな丁寧な呼び方しないのに、
ナゼ??? 緊張していると何がおこるかわかりません。
皆さんも気をつけてください。
さて、これからあと何時間かでフライトです。
来週も皆様に楽しいお話を届けられるよう、
元気にいってみよう〜と今から張り切っております。
それではちょっくら飛んでまいります。また来週〜☆
第155話 「わが社の宝人<タカラビト>」- 13 May .2004-
これまでわが社の同僚の話を沢山書いて参りましたが(ほとんど無許可で)、
今回は私たちの大切なx2宝人、M美ちゃんについて書きたいと思います。
彼女は米系のFAを経て、29歳の時私と同じ同期として入社しました。
私が始めて彼女に会ったのは、21の時、訓練が始まる前に
同期で顔合わせをした時でした。
初めて一人で行く銀座におどおどしていた田舎者の私は、
これから社会人になるとは思えない、普段着の厚底ブーツに
皮ジャケで現れ、後に同期から 「あの日M美ちゃんから
"コギャルが来た"っ て興奮気味の電話がかかってきたよ」
と言われました。(当時の私には精一杯の正装...)
逆に私のM美ちゃんへの印象は、落ち着いていて
「こういう人がFAなんだと思った!」...と本人には言いましたが、
落ち着きを通り越し、それは「貫禄」で、色々な意味で
「スゴい人だ」と感じました。
そんなM美ちゃんに恐縮しっぱなしの私でしたが、
すぐに大学が隣同士だったという話題から意気投合、
トレーニング中は一緒の短期アパートで過ごし、
その後も一緒に部屋をシェアする程になりました。
普段のM美ちゃんはとにかく綺麗好きで、部屋を綺麗に
保つのはもちろんなのですが、「M美ちゃん(容姿が)綺麗だもんね」
とサラリと言うと、10秒ほど無言で見つめられ、
「何?聞こえなかった。もう一度」と
「綺麗」を5、6回連発させられます。
正真正銘の「キレイ好き」だなと思います。
そしてタバコが大嫌い。ヨーロッパはスモーカーが多いので、
カフェでは喫煙席から遠く離れたところを選びます。
服と髪に匂いがつくのが嫌と言い、それまではタバコの煙をなんとも
思わなかった私にもその傾向は受け継がれ、今では私も煙に対して
日光の猿のような反応をするようになりました。
また、平和の象徴、鳩も嫌っていました。
元々嫌いなのに出勤の朝、鳩糞の被害に遭ってしまい、
白眼をむいて怒っていました。
反対に、ワインと犬と家族が大好きで、同期とホーム
パーティーをすると楽しそうにワインをたしなんでいました。
犬は私も好きなので、実家にいる2匹の犬の話や、お店やカフェに
自由に連れて入れるヨーロッパの犬たちを目を細くして2人で見ていました。
家族のことは特に大切にし、ご両親やおばあちゃんのこと、
そして弟と妹たちの話をよく聞きました。
特別一番下の妹は娘のように溺愛し、
「妹にもFAになって欲しい!!」と言っていました。
訓練中のM美ちゃんはとてもユーモアのあるカッコイイ姉御肌という存在でした。
訓練始まって一週間目の初っ端のテストで、緊張のあまり見事に落っこちて
しまった私の為、教官に掛け合ってくれたり、帰宅途中、歩きながらでも
特訓をしてくれました。 教官に言われたのですが、私はナーバスになりすぎて
勉強のしすぎだからと(土)(日)は勉強禁止令を出され、家に帰っても
M美という特別教官に夜中まで勉強していると怒られるので、
M美ちゃんが熟睡したのを確認して居間で勉強したものでした。
追試の朝は朝食中、私のためにとmisiaの"Everything"をかけてくれ、
気分も盛り上がったところで無事にテストに合格しました。
その後は最もハードなエマージェンシー(通称:エマトレ)の訓練が続き、
不安と悔しさで涙が溢れ教科書が読めない日もありましたが、
M美ちゃんと明るい同期の励ましにより、全て無事に合格することができました。
訓練生卒業の日に「ありがとう」と伝えると、「Sががんばったから受かったんだよ」と
言ってくれました。その時は「絶対M美ちゃんのお陰!」と言い張りましたが、
最近やっと、自分を誉めてあげることはすごく大切なことなんだ、
とわかりました。 彼女が常に、私に自信を持たせようとしたのは、
堂々としていないとお客様に 「この子にまかせて大丈夫?」と不安に
させてしまうからだと思います。
フライトが始まると、M美ちゃんはよく腰が痛いと言うようになり、
一度救急車をよびました。しかし電話口で運悪く心無い人に当たり、
「外国人か? 君の英語ではわからない」と一向に取り扱ってもらえず、
「この国に思いやりというものはないのか!」と怒りまくった私に、
「私のために怒ってくれるのは嬉しい。でも、FAはどんな時でも
落ち着いて判断しないといけない。」と、冷静に言いました。
相当痛かったはずなのに、私への感謝の気持と厳しい指摘をするなんて、
M美ちゃんは本当にプロなんだな、と今でも感心します。
それからM美ちゃんは日本に帰って入院することになったのですが、
私はその後も、言葉の通じないところ、自分の国ではない国に住む
「外国人」は守ってもらえないのだという考えに苛まれ、
自分の生き方についてよく考えるようになりました。
しかし、お見舞いに行くと彼女は「早く会社に戻らなくちゃ」と、
飛び初めの私の悩みも積極的に聞き、その強さの源は
どこからくるのだろう?と不思議でした。
しかし、すぐにM美ちゃんのご家族とお会いして納得しました。
M美ちゃんに聞いていた通り、ご家族は皆仲が良く、
そして内に秘めた強さを感じさせ、私はお会いする度に元気づけられていました。
暑い夏を越し、M美ちゃんはお星様になりました。
M美ちゃんが闘病中もその後も、何もできない自分の無力さに
かなり落胆していましたが、そんな私にパワーをくれたのは
M美ちゃんのご家族でした。
誰でも前へ進むことから逃げたい時があります。
記憶にとどめておきたいから。きっと私もそうしたいから
ここに書かせて頂いているのかも知れません。
しかし、ご家族は懸命に前へ進んでいます。
M美ちゃんとM美ちゃんのご家族から、生きる強さを学びました。
それまでは「生きる」という言葉を口で言うと安っぽく聞こえて
いたのですが、今はその重さがだいぶわかるようになってきました。
M美ちゃんはタフな私の友人たちの中でも一番強い女性です。
記憶のままでは、M美ちゃんに喝をいれられる気がしてなりません。
母国を離れて働くことは、辛いことが多々あります。
でも、皆が困難な時、彼女は必ず皆の側にいるという気が、
私たち同期はしてならないのです。
最後に、FAになったM美ちゃんの娘のような妹さんにお会いし、
その仕事ぶりを聞いているとM美ちゃんそっくりでとても驚きました!
「お姉ちゃんが面接でついててくれたから受かった」と言っていましたが、
きっとM美ちゃんは 「自分の力で受かったんだよ」・・・
と言うと思います。
第156話 「オイシイお話。」- 20 May .2004-
さて、今回も4回目となってまたまた書くことが尽きて参りました。
仕事が一息ついたところで「何を書いたらいいかなぁ」と悩んでいた
そんな時、「ミズ?チョトマッテクーダサーイ」と言ったローカルに
お客様が笑いながら「あら!日本語上手ねー」と喜ばれているのを見て、
「ちょっと頑張って日本語を使っただけで笑いをとれるなんて...
おいしいなぁ」と羨ましく思ったのと同時に、私の第4話目の
題目が決まりました。
と言うわけで今回は
「ローカル(又はヨーロッパ)と日本語」
についてお話したいと思います。
始めに、わが社のローカルクルーで日本人とハーフの
Pちゃんのお話です。 Pちゃんは日本で生活したことが
ほとんどないので、日本語が流暢とまではいきませんが、
日本線ではお客様と日本語でコミュニケーションをとります。
例えば、「サカナはもうない。ニクならあります」←こんな調子です。
しかし、Pちゃんは自己紹介の時、「ワタシ日本語しゃべれます」
と言ってきます。その言葉を信じて新人時代のの私は、
Pちゃんは日本語がペラペラだと思ってサービスをしていました。
ドリンクサービスで母子2人にPちゃんがお飲み物を伺った際、
お嬢様に向かって満面のスマイルで 「ムスメは?」...!!
本当にペラペラなのか?!と、その時は一瞬凍りましたが、
後から「ワタシ日本語ペラペラです」と言って自信を持って
日本語を話すPちゃんがとてもいとおしく感じられ、
おいしいとこ持っていくなぁ、と思いました。
ちなみに余談ですが、同期が米系の国内線に乗った時、
彼女がただ一人の日本人だったからか、とてもエレガントな
女性の客室乗務員の方がわざわざ日本語でアナウンスを
入れてくれたそうなのですが、そのアナウンスがどういうわけか、
「シートベルト、しめろ。(笑顔)」「テーブル、さげろ。(笑顔)」
「チャクリク。(笑顔)」全て命令口調だというのです。
きっと学校で日本語を選択した程度の日本語力なのでしょう。
逆に同期は「怖かった。特に私に向けられる満面の笑顔が怖かった」
と話してくれました。
ところで、私の彼もPちゃんと同じくハーフです。
そんな彼の日本語は生後3か月から10歳まで日本で育ったことと、
マンガ好きが生じて流暢です。ただ、話し方はサザエさんのカツオ君と
ドラえもんののび太君と比べれば、のび太です。
鼻にかかった話し方をする、のび太です。
こういうととてもひ弱な人間に聞こえますが、そうではなく、
話し方がのび太君なのです。それは彼だけではありません。
彼のハーフのお友だちを見ていると、日本での生活が長かった
一人を除いて皆、のびのび太系です。
その内の一人、アフロで一見怖そうなK君もやはり
日本語を話すと一気に物腰の柔らかい人になります。
そんなK君とペットの話をしていた時のこと。
私→「Kくんは犬飼ったことある?」
K君→「あるよ。みーちゃん。でもすぐ逃げちゃった」
私→「へぇー。みーちゃんは何犬だったの?」
K君→「ミエ犬。」...
K君は本気でした。
そして私は心の底からハーフであることを羨ましく思いました。
先日のフライトで「日本語を教えて欲しい!」というクルーと出会い、
手始めに「アサヒ、ヨミウリ、ニッケイ」と教え、新聞と共に
搭乗口に立ってもらいました。彼女はとても丁寧に
「アサヒー?ヨミウリー?ニッケイー?イラッシャイマセー!!」と
お辞儀をしながら繰り返しましたが、段々疲れて
「ヨミウリー」と言いながらしばらくお辞儀をしていました。
気が付いた時は大変照れていましたが、
それがやはり可愛くて「オイシイ!!」と思いました。
その日コクピットクルーとフライト後の挨拶をかわす時、
私が現地の言葉で、英語にしてみれば"See ya!!"にあたる
言葉を投げ掛けたら 「ぷふっ」 と笑われました。
同期に、「あっちからしてみれば、私たちがローカル・クルーに
日本語で"ジャーマタネ〜"と言われているようなものなんだろうね」
と指摘され、「ワタシ、今おいしかったんだ!!」とハっとしました。
さて、今回で最後になりますが楽しんで頂けたでしょうか?
私はプロの物書きでも何でもないので、誤解なく上手に
書けたか多少不安ですが、とにかく楽しんで頂けたのなら本望です!
これからの季節、ヨーロッパをエンジョイするにはもってこいの時期になります。
ヨーロッパについては何一つ書きませんでしたが、
皆様ぜひx2、夏のヨーロッパ巡りにこちらへお越し下さい。
お待ちしております♪
〜〜 しばしブレイク 〜〜
皆様、こんにちは!
Sさんのエッセイ、楽しんでいただけましたでしょうか?
さて、次号担当の方からのエッセイが遅れているため
今週と来週は私こと「現役外資系FA」が
再びエッセイをUPさせていただきます。
では、宜しくおねがいいたします!
-エコノミークラスはファミリーレストラン
-
- 27 May .2004-
かつては特別な乗物だった航空機も現在は手頃な
乗物に変化したように思います。その一番の理由は
利用者の増大により料金が大きく下がったかたらだと
私は感じています。
恐らく30年前の世の中では航空機を利用していた人々は
社会的地位が相当高く機内で過ごす際は高級レストランで
食事をするような服装でドレスアップをしていたと思います。
現在もファーストクラスを利用されるお客様はスーツやきちんとした
身なりの方が多いと思われますが、エコノミークラスや
時々ビジネスクラスのお客様でも非常にラフな格好の方が
多くなって来ています。
私はこの現象を航空機が高級レストランからファミリーレストランに
移って来ていると勝手に解釈しています。 もちろん、お客様に
してみれば狭い機内で長時間過ごすのに過ごし易い服装の
方が快適なのは理解できます。
高級レストランに長時間閉じ込められたら堅苦しく過ごしにくいでしょうし。
その反面ファミリーレストランなら家族や友人達と和気あいあいとした
雰囲気でリラックスできると思います。
さて、服装だけで他人を判断する事は先入観につながってしまい
良くない事ですが、機内でサービスする乗務員の立場としては
きちんとした身なりの方にはこちら側に対する敬意を感じます。
又、同じエコノミークラスを利用のお客様でも言葉使いが丁寧で
フォーマルな服装のお客様にはこちら側もしっかりとした
サービスを行おうと思いますが、反対に服装がラフで言葉使いも
きついお客様にはその気持ちが半減してしまいます。
プロのFAとしては全てのお客様に公平に接すべきですが、、、、。
プロとして私がまだまだ未熟なのですね。
航空会社も一サービス業なのでお客様のご要望にこたえて
行かなければなりませんので頑張りたいと思います。
やっぱりサービスをするならお客様により満足して頂けるように
したいと思っている乗務員の方は多いはずです。
そういう乗務員達はお客様から敬意を感じると
やる気が大きくなるのは事実です。
皆様が次に航空機をご利用になる際は
このエッセイの事を思い出して頂けたら幸いです。
-スチュワーデスと結婚するには
-
- 3 Jun .2004-
皆さんのスチュワーデスに対するイメージは千差万別でしょうが、
将来はスチュワーデスと結婚したいと思っていられる方々も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそのな人の為に彼女達と職場を共にするスチュワード
の視点からアドバイスを書いてみたいと思います。
先ず、スチュワーデスという仕事の特異性を理解して下さい。
彼女達は多い人で月の半分程度自宅に戻りません。
ですので、奥さんが常に側にいないと生活出来ない人とは
結婚生活を続けて行くのは難しいです。又、スチュワーデスの
お仕事は肉体労働でフライトを終えて自宅に帰ってくると本当にクタクタです。
そんな彼女にご飯を作って欲しい、洗濯をして欲しい、アイロンがけをして欲しい、
部屋を掃除して欲しいと希望するのはちょっぴり可愛そうです。
もちろん、男性も外で働き疲れやストレスがたまっているでしょうから
家事を全て任されたのでは割りにあいませんが、だからといって
家事を手伝わずに甘えていたらスチュワーデスとの結婚は難しいので、
とにかく家事に協力的でマメになりましょう。
次に、スチュワーデスは高飛車だとか金遣いがあらいというのは
ある程度事実だと思います。彼女達は仕事とは言えただで海外へ出掛け、
会社が用意した高級ホテルにステイします。
海外へ行けば日本より安くブランド物が手に入ったりするので
知らない間にどんどん買物をしてしまったり、ステイ先での暇な
時間をつぶす為にゴルフやマリンスポーツ、エステに熱中してしまったり、
ストレス発散にショッピング、グルメと一般の人とはかけ離れた生活を
送ってしまいがちです。
基本的に女性中心の職場なので「どこどこのレストランが美味しい」とか
「今度どこどこのにエステがオープンした」とか「だれだれさんは物凄い
お金持ちとデートする」等、情報網がもの凄く発達していています。
又、女同士の見得の張り合いとかもあるので互いに相手を意識して
絶対に負けたくないと思っている人も多いです。
もちろん、中にはそのような人達とは正反対で地味な
スチュワーデスもいますが。
とにかく彼女達は良くも悪くも遊びなれていてるので注意が必要です。
一般に職業がプロスポーツ選手や医者、弁護士、パイロット、
企業のオーナー等、社会的身分が高く収入も多い人とスチュワーデスが
結婚するケースが多いと思われているようですが、必ずしもそういう人ばかりと
結婚しているかと言えばそうではありません。航空会社によって多少の違い
もあると思いますが極普通の男性と結婚しているケースの方が
全体数としては多いと思います。ですので収入が低くてもチャンスはあります。
結局のところスチュワーデスと言っても人それぞれなので
どのようなタイプの男性を好むといった決まりはありません。
ただ、不幸にして特異な仕事をしてる為、家族とのすれ違いが多くなり
離婚に至ってしまうケースも多いです。ですので、男性側に求めらる
性質としてスチュワーデスの仕事を本当に良く理解して協力する
姿勢が必要です。
もちろん、結婚や出産、夫の転勤等で仕事を辞める
スチュワーデスもたくさんおりますが彼女達は仕事に誇りとやりがいを
持っています。そういう部分をしっかりと理解して真面目に誠実に
結婚生活を営んで行こうとしている男性こそがスチュワーデスと
上手く結婚生活を続けて行けると思います。
今回で私の当番は終わりです。
もし、宜しければ感想文をメールで送って下さい。
それでは、皆様ごきげんよう。
現役外資系FA
( Photo by (c)Michelle )
第157話から第160話までの担当者紹介!
今回からの4回を担当する事になりました bluebell と申します。
空港業務に就いてもうすぐ半年という未熟者ですが、
お付き合いいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
今行きたい所はロンドンにあるプリムローズヒルです。
あの丘に登ってぼんやりしたいなぁ・・・。
第157話 「まずは自己紹介」- 10 Jun .2004-
空港で働きたいと思い始めたのは小学生の頃でした。
第158話
「印象に残った電話」-
17 Jun .2004-
前回はあっさりと終えてしまったので、
第159話
「まだまだ不慣れではありますが・・・・」-
24 Jun .2004-
もうすぐカウンターに出て半年の身なので、
第160話
「思うこといろいろ・・」-
1 Jul .2004-
早いもので今回で私のエッセイ (と、果たして
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