第181話から第184話までの担当者紹介!
はじめまして!ひろろ と申します。
私は地方空港でGHとして働き始めて、3年半になります。
主婦業とも兼務をしており、毎日の時間の流れがつくづく早いと感じてます。
もしかしたら同じような境遇の方がいらっしゃるかもしれませんね^^
つたない文章ながら、読んでくださった皆様に感謝です!
第181話 「私の勤務する空港の話」 - 6 Jan .2005-
さて、今日は私が勤務する空港の話をしましょう。
私の居る空港は、成田空港や関西空港などに比べ小規模です。
そんな空港ならではの話をしましょう。
自己紹介でも申し上げましたが、空港で勤務するようになって、
三年半が経ちました。空港内を歩いている内に、三年半も経つと・・
だいたいの人が顔見知りになります。
業種を問わず、和気藹々という感じです。
お互いの顔を見かけたら元気よく挨拶を交わします。
「おはよう〜〜〜」
「今日も頑張ろうね、今日は何時までなの〜?」
「あれ〜?今日はなんだか元気が無いみたいじゃない?」
という具合です。
毎日声を掛け合っているうちに、元気が無いことまで判ってしまうんでしょうね^^;
さて、そんな空港でも空港としての総合窓口はあるのですが、
たびたびお客さまから空港内施設の事やその他のお問い合わせを頂いてます。
恐らく、お客さまにとっては航空会社職員も空港職員も同じなのでしょうから、
そんな時は空港職員に徹するようにしています。
「レンタカーは何処で借りれますか?」
「宅急便は何処から送れますか?」
「○○便(他 航空会社)は何時出発ですか?」
最後の質問なんかは他航空会社のカウンターをご案内すればいいのですが、
つい自分で時間を確認し、回答をしたりしてます。
私だけがそうするのではなく、全体的に「親切な空港」なんです。
スローガンになりつつある?!「親切空港」で、私も来てくださっている、
お客さまには出来るだけの事はして上げようと思っていますが、
ある日、こんな事がありました・・・。
私はマカダミア航空(仮名)という国際線に勤務するのですが、
ある日年配の方だったでしょうか?こんな問い合わせを頂きました。
お客さま : 「おい、バスは何時発だい?」
私 : 「はい・・バスですか?」
(あ〜空港リムジンバスの時間の問い合わせかな・・?
ここは航空会社なんだけどな・・。じゃ・・一つ空港職員になりきるか!!)
お客さま : 「そうだよ〜バスは何時発だい?」
私 : 「はい、バスですね。何処行きのバスですか?」
(やっぱり、リムジンバスの時間の問い合わせだな、行き先を聞いて
時間の確認をしよう^^)
お客さま : 「ん?何処行きって・・・マカダミア(某海外)行き(仮名)だよ(怒)」
私 : 「・・・・・・・」
(一瞬、お客さまが何のことを言っているのか理解が出来ず、考えていると・・
あ・・・もしかして?!)
私 : 「お客さま、マカダミア行きはバスは出ておりませんが・・。
(陸続きじゃないよ〜)もしかすると、バスではなくて、飛行機の出発時間ですか?」
お客さま : 「あ〜〜〜そうだよ、そうそう、飛行機。バスじゃなかったよね、
飛行機だ、ごめん、ごめん」
私 : 「それでしたら、○○時発でございます!!」
ようやく状況が解明され、元気に回答した私でした。
こんなほのぼのするような 出来事・・。なんだか和んじゃいませんか?
飛行機が好きで入社した会社。
今では飛行機と空港が大好きになった私です。
第182話 「チームワーク」 - 13 Jan .2005-
こんにちは!ひろろです。
寒い日々が続きますね!風邪などひいていないでしょうか?
さて、エッセイ第二回目ですね。
今回は「チームワーク」について書きたいと思います。
現役の皆様、又は航空業界を目指している皆様は
「チームワーク」をするにあたって何らかの心がけ、
努力等されていらっしゃいますか?
cabin crew も、もちろんそうでしょうが、グランドスタッフにも
かなりの「チームワーク」が求められます。
なぜなら、搭乗手続きから航空機への搭乗まで、
すべてが業務連結されているからです。
私が今の会社に入社してから今までで、やはりさまざまな理由で、
スタッフの入れ替わりがあったりしますが・・・・。
私はまず、チームワークで心がけていることは、「相手を知ろう!」です。
その手段は色々です。お酒の席で無礼講なトークをしてもいいでしょうし、
お昼を一緒に取るのもいいでしょう。
又は仕事の合間のお茶タイムで世間話をしたり・・・。
この業界だけにかかわらず、人には馬が合う、合わないっていうのは
否めないと思いますが、例えば「この人と合わないな〜」って感じる
相手に対して苦手意識を持ってしまうと、コミュニケーションがなかなか
上手くとれなくなってしまいます・・・。まずは「苦手な人に対しても、
自分の気持ちの持ち方を変えてみよう!」って思います。
それでも、「やっぱり駄目だ・・合わないな」なんて思ったときには、
仕事だけの付き合い!と割り切れば、案外気持ちも軽くなるものです。
ただ単に次の担当者に業務を引き継ぐだけなら、チームワークはいりません。
引き継いだこと、引き継がれた事に対して信頼を持って業務に取り組める
事が本当のチームワークなんじゃないかな・・と感じます。
逆に言うと、相手の事を信頼出来なくなったらチームワークは
成立しないのだと思います。
偉そうに言っていますが、色々あって、実は私も一度相手が信頼出来なくなり、
だいぶ悩み、いっその事、やめてしまおうか・・と弱気になってた事もあるんですけれどね^^;
今はスタッフにも恵まれていて、この世の中「自分のことで精一杯」というのが
常ですが、自分の事はさておき、相手の立場に立てる人たちで、そんな姿を見ては、
いつも頭が下がりますし、本当に信頼できる仲間です。
私の勤めている、マカダミア航空(前回エッセー参照)某空港チームは
これからも発展し、上質のサービスを提供出きる事と確信してます!
さて、私には後一つ忘れてはならないチームワークがありました。
「夫婦」という少人数のチームワークです。
グランドハンドリングの仕事はイレギュラーがつき物です。
定時退社ができない事はざらですし、不規則勤務、早朝出勤、
深夜帰宅などは日常茶飯事です。
私の主人はそんな仕事についた私に最初は不満をこぼしていましたが、
最近では本当にいろんな事に理解をしてもらっています。
私の仕事に対して文句一つ言うところか、私が遅くなってしまった時には
晩御飯の支度をして待っていてくれること・・・
本当に感謝です!
お腹をすかせて帰ってきて、「晩御飯が出来てる!」って事も
確かに嬉しいことですが、その努力と、思いやりがすごくうれしいんです。
自分が休日の時には家事頑張ろう・・と密かに誓う私でした。
さて、チームワークを組んでいる人もこれから 組もうとしている人も
色々大変でしょうけれど、頑張って下さいね!
私も、初心を忘れず、常々努力したいと思います・・。
第183話 「三度目の正直」 - 20 Jan .2005-
みなさん、こんにちは!ひろろです。
お元気にしてらっしゃいますか?
さてエッセイも折り返しに入りました。
いつも目を通してくださってありがとうございます。
さて、早速ですが、航空業界を目指してらっしゃる方でしたら、
会社へ何度か履歴書を送付するという経験の有る方も
いらっしゃると思いますが、今回は私が今のマカダミア航空へ
採用にいたるまでの話を思い出しながら書きたいと思います。
私がマカダミア航空の一般募集をはじめて目にしたのは5年前の事でした。
航空業界への憧れがあり、募集を目にした時に、「是非応募したい!」という
気持ちとは裏腹に、こう思いました。・・「敷居が高いであろう・・。」
そんな自分が居る反面、当時就職活動をしていた私としては
「駄目で元々・・(履歴書を)出すだけでも出してみよう」という思いで応募しました。
応募から一週間後に、会社から面接の電話を頂き
予想外の事に、びっくりした事を覚えています。
「面接へも沢山の人が来るんだろうな。何から準備しようか・・・。」
面接への案内を頂いた後も、何から準備したらいいのか、わからずに
最低限の自己紹介だけは考えていました。
さて、そうこうアタフタしているうちに、面接の約束の日が来て、
時間の少し前に会場へ到着しました。
「・・・・・やっぱり・・・・・・。」
まず、目に入って来たのが、私より前に到着して、待っている人々は
皆緊張の面持ちでした。リクルートスーツの人、華やかなスーツの人・・
色んなタイプの人が居ました。
面接の順番待ちをしているロビーは空気が張り詰めていて、なんとなく
「早く終って帰りたい^^;」って思ったと同時に自分は場違いな気がしてきた
事を覚えています。
ソファーに座って順番待ちをしている間にも、他の人が何人かづつ、
会場へ呼ばれ面接を受けていきます。
マカダミア航空職員 : 「○番の○○ さん」
候補者 : 「はい!!!」
めちゃくちゃ元気良く ハキハキ返事をして面接会場入りする人を横目に、
私はなんだか自分がますます場違いな所に居る気分になっていきました。
ようやく自分の番が来て、5人グループで面接を受けた事を覚えています。
1分間程度の自己紹介をした後、面接官から、いくつかの質問を受け、
あっという間に面接は終了しました。
面接が終った時点で、意気消沈・・・・。
会場のロビーで順番待ちをして居る人々に圧倒されたまま面接に挑み、
自分を上手くアピール出来なかった私は、すでに
「あぁ、駄目だったな」と半ば諦めていました。
一週間後、会社から sorry letterが届き、自分でもわかっていた事なので、
「残念だけれど仕方がないな」という気持ちで受け止めました。
次のステップに進もうと他の会社に応募をしていましたが、
その公募からそれ程、間もなく次の公募がかかりました。
「今度こそ!!」
前回の面接での反省点を踏まえ、今度こそ自分を上手にアピールしようと
意気込んで再度応募をしてみました。
・・・が、二回目は面接の連絡もいただけませんでした・・・。
「今度こそ 諦めようか」
がっかりすぐ間を惜しんでまた再び別の職探しを始めました。
働かずに家でボーっとしているわけにはいかないので、
私はすぐに次の職を見つけパートとして働いていました。
忙しい日々を過ごしている内に、緊張して面接を受けた記憶が
疎くなって来た頃、三度目はマカダミア航空の方から連絡を頂きました。
「はて?今ごろ何の用件だろうか?」
と内心訝しく思っていた私にマカダミア航空の方がこうおっしゃいました。
「今、働いていらっしゃらなければ、もう一度面接を受けてみませんか?」
私は最初、採用を諦めていたマカダミア航空の方が何のことをおっしゃって
るのかさっぱりわかりませんでしたが、ようやく状況を飲み込み、
当時派遣として働いていた私は二つ返事で面接をお願いした次第でした。
数日後に面接を受け、以前の面接での反省点を思い出しながら、面接に挑みました。
「思いのほか、笑顔で会話が出来たし、言いたいことも言ったし、今の派遣の仕事の
期日満了日も伝えたし、あとは結果を待つだけかな。」 なんて今回は面接でも
自分の気持ちにゆとりがもててた事に満足している私が居ました。
そんな事を思い面接も終盤に差し掛かった所、面接官がこそこそ話しを始めました。
面接官A : 「いいですか?」
面接官B : 「そうですね。」
そんなことが聞こえてきましたが、何の事を言っているのかわからなかった
私に以外にもその面接官から即日の採用を頂き、本当にびっくりし、
そのときは天にも上る気持ちで帰ってきた事をよく覚えています。
努力や勉強はもちろん必要でしょうが、それ以前に、会社が求めていた
採用のタイミングがぴったり合い、(他にも決めてとなる事はあるのでしょうが)
就職と結婚は相手方との縁だな。・・・なんて思わせられる採用となりました。
航空業界を目指して努力をされている方々、
会社との運命的な縁があるとよいですね^^
頑張って下さいね!!
第184話 「心に響いた言葉」 - 27 Jan .2005-
みなさん、こんにちは!ひろろです。
寒い日が続きますね。私はと言いますと、
風邪も引かず元気に仕事に家事にはげんでおります。
さて、あっという間に最終回が来てしまいました。
皆さんに少しでも、GHの一人として、日常の事や考えていることが
伝わればと思い、書いてみたことは山ほどありましたが、
いざとなったら何からはじめてよいのやら色々悩みました。
最終回にはこんなエピソードをご紹介致します。
・・・正直言って憧れから入ったGHの仕事ですが、
憧れだけではもちろんやっていけないことは皆さん
ご周知の事と思います。
自分でもわかっていたつもりではありましたが、
自分自身の目で見て聞いてとなると、考えていた事よりも
想像を越える業務内容も中にはあります。
皆さんを驚かすつもりは無いですが、本当にこの仕事、
「甘くない」というのが実際のところです^^;
実際に地味な仕事や、力仕事、又はクレーム処理などの
気を使う仕事など華やかそうに見える反面、あまり表立って
見えない裏方のお仕事も沢山あります。
かえって裏方仕事の量の方が多いといっても
過言ではないでしょう。
人と接する事が好きだった事もあり、選んだはずのこの仕事で、
人と接する事が嫌になった事、クレームを受ける事が怖くなり、
何につけても怖気づいてしまいスランプに陥った事、
職場内での人間関係が上手くいかなくて悩んだ事、
3年半の間で本当に色んな事があり、今思うと長いようで
短かったこの年月、ずっと突っ走っていたように思います。
ところで、接客業で人と接する事が嫌になるって致命傷ですよね・・?!
そうこうして時間が過ぎて気がつけば、会社の中でも中堅の立場になり、
駆け出しの頃に比べると(今でもまだまだ未熟ですが)色んな責任や
周りのスタッフへの配慮、上司とのパイプ役などをイッチョゥ前に
請け負う立場になって来ました。
そうなってくるとただ業務をこなしているというわけにはいかず、
上からの圧力などをヒシヒシと感じ取っていた私は、恐らく常に仕事中、
時には仕事外でも気が張っていたのだと思います。
「仕事外では仕事の事を考えないようにしよう」と思いつつ、
どうしても気になってしまう事ってありますよね?
そういう状態の私に、精神的ゆとりがあるわけもなく、
自分に厳しくしていた事はもちろん、周りにもそれなりに
厳しくなっていたのだと思います。
「EASY MISTAKEだけは無い様にね!」
「この件だけは、絶対に抜けないようにね!」
「これは、(このミス)はどうしてこうなっちゃったの?」
「あれだけ、(事前に)言っておいたのにどうして抜けちゃったの?」
なんて具合ですが、恐らく言い方もキツクなってたように思います。
(それでもへこたれずについて来てくれた皆には感謝です!)
頭ではわかっていながらもミスは起こりえるもので、
今度は自分自身がうっかり、計算間違いをしてしまった時です・・。
私はとっさに謝りました。
「すみません、計算間違えです・・・。」
内心、「人には厳しくしていても自分がこれじゃ示しがつかないな、
しかもEASY MISTAKEだよなあ・・」と自己嫌悪のどん底に落ちてた時です。
相手の子が一言 言いました。
「・・・御疲れだったのですね^^;。大丈夫ですよ。」
この一言に私ははっとさせられました。
私のミスによって相手に迷惑を掛けているはずなのに、
それを責めたりする事無く、こんな言葉を相手にかける事ができるなんて・・・。
当時の私からすれば、目からウロコでした。
そして、今の自分には周りに対してこんな言葉を掛けてあげる余裕すら
なかったよなぁ。と愕然としました。それと同時に、ミスをして落ち込んでいる
状態の時には相手のちょっとした一言でこんなにも救われるものなんだって。
ちょっとした一言でしたが本当に心に響いてきたものでした。
ミスをしてしまったら仕方が無い!後はどうやってフォローしていくのか、
またそれをどのように次の業務につなげるかがもっと大切なのではないかという
事も改めて考えさせられました。
今となっては、だいぶ精神的にも余裕が出てきたと自負していますが、
当時の彼女から貰った一言で救われた時の気持ち。
あの言葉はずっと忘れられませんね^^
自分も周りに与えていかなきゃと思います。
それが、よりよいチームワークに結びついていけば最高ですね!!
DEAR マカダミア航空 某空港チーム
「これからも一緒にがんばろうね!!」
さてさて、結局最終回も他愛も無い話になってしまったような気がしますが、
最後まで目を通してくださって有り難うございました。
皆さんには又、掲示板などでもお目にかかるかもしれませんが、
GHのお仕事などで聞きたい事、判らないことがあればメールを下さい!
判る範囲でお答えしたいと思います。
DEAR ALL OF YOU
「GOOD LUCK AND SEE YOU ONE DAY!!」
ひろろでした m(_ _)m

( Photo by (c)Michelle )
第185話から第188話までの担当者紹介!
はじめまして!「よさこい」 と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
第185話 「はじめまして」 - 3 Feb .2005-
皆さんはじめまして
まずは一回目ですので、今回は軽く自己紹介も兼ねて
書いてみたいと思います。
私は皆さんの年代よりも恐らく遥か?!上の、40代の客室乗務員OBです。
現在2児の父。そして航空業界とは無縁の仕事をしています。
時々、昔を思い出してこのサイトをふら〜と見に来ていますが、
昔も今も航空業界に進みたい人って多いんですよね。
かく言う私も20年前はそういう思いで日々過ごしておりましたが、
当時の比べ、今はとても恵まれている!!!!!!
何が?かと言うと、「応募できるエアラインがなんか知らんが多い!!」と言う事です。
これは同年代の客室乗務員OB達と一致する意見ですが、
私らのような昔人の時代には、"日本人男性も応募OK!"なんって
心の広いエアラインは、ほんの数社のみ(日系・外資系全部でですよ)。
それこそ一回チャンスを逃せば、あとはオリンピック並に4年後まで
チャンスが巡ってこないんじゃないかと・・・、、、とてつもない不安と
恐怖感を覚えたもんでした(笑)。
まぁそれに比べれば、今はいったい何社あるんでしょうか??
特に驚いたのが、国内系エアラインでも積極的に男性乗務員を
採用する傾向にあると言う事です。
こんな事って20年前なら全く考えられなかったな・・・・・・・ホントに。
そういう訳で、待遇等々は格段に悪くなっている面はあるにせよ、
男性志望者にとってチャンスが多いというのは本当に恵まれていると思うので、
ブツブツ言う前に、英単語のひとつでも覚えてもらえれば、と思ってます。
では、また来週出てきますね。
第186話 「群集心理」 - 11 Feb .2005-
今朝、車で近所の道を走ってると、急に流れが悪くなったので
「あれ〜こんなところで渋滞しないはずなんだけどな・・・?」と
思いつつしばらく進むと、なんと吉牛渋滞でした!
今日は一年ぶりに牛丼が食べられるスペシャルな日とのことで
小さな駐車場に入るのために車の長い列・・・
そして駐車場内では、お店に入るためにこれまた長い人の列が。
たぶん2時間ぐらいかかって食べた人もいるんじゃないかな??
しっかしそこまでして牛丼が食べたいのかね〜
いや、その気持ちはよくわかるな(笑)。
この吉牛渋滞に限らず、群集心理っていうのでしょうか。
他でもあてはまるケースってありますよね。
例えば入国管理や税関で、なぜか人が沢山並んでるレーンだと
なんとなく安心ですが、ガラガラのところをあえてすり抜ける
のにはかなりの勇気が・・・・・
第187話 「セントレアOPEN」 - 17 Feb .2005-
本日、中部国際空港がOPENしましたね。
ニュースを見てると、昨日までは何も動きがなかったところに
続々と飛行機や人が平然と、そして滞りなく動いているのがヤケに感動的でした。
成田や関空、そしてセントレアと、生きてるウチに3回も日本の新空港誕生が
見れてよかったです(笑)。
新空港で思い出しましたが、数年前開港初日の香港の新空港から
PAX(お客)として旅立った事がありましたが、
なんかも〜うグッチャグチャでした(笑)。
案内板に書かれた出発ゲートに行くと、飛行機がナイ・・・
その辺にいる空港スタッフに聞いても、私ワカンナイ・・・・・・
しばらくして、「この便は〜番ゲートに変更ですっっ!」とのアナウンスに従って
猛ダッシュで違うゲートに向かったところ、やっぱり飛行機がナイ・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなこんなで、しばらく路頭に迷いつつ、3回目のゲートで飛行機を発見。
間髪を入れず登場すると、既に約半分の席にはお客さんが・・・・
自慢じゃないですが、すでにcrew として飛び始めて年月も経ち
空港のシステムには慣れてるはずの私が迷いに迷って機内に入ると
既に人が乗ってる・・・
いったいあの人達はどうやってこの飛行機を見つけのか???
溢れ出る疑問と軽いショックを覚えたもんでした。
そんな事を考えつつ、なんとか出発し、無事目的地到着。
ホッとしたのもつかの間の幸せ、今度は預けたスーツケースが待てど暮らせど出てこナイ・・・・・・・・
後日わかった事ですが、私のスーツケースは香港⇒全く違う異国の地に送られてたようでした。
そんな訳で、セントレアではこんな事がないことを願っています。
Crew の皆様もクルーバス乗り場を間違わないようにしてくださいね(笑)。
第188話 「楽しい仕事」 - 24 Feb .2005-
あっと言う間に最終回となりましたが、昨日は春一番が吹きましたね。
長い長い冬もこの風が吹くとなんとなく嬉しくなったりしますが、
長年エアラインへの就職活動を続けてるものの、
一向に春が来る気配がない方も、突然「春一番」が吹くことが
あるので、腐らずにがんばってくださいね。
あっ、全然関係ないいんですが、皆さんってエアラインに対して
どんなイメージを持ってますか?
カッコイイ、、?洗練された、、、??最先端のイメージ???
ばっかもん!! そんな訳ないじゃないですか。
エアラインと言えども、ひとつの企業。
企業といえば、人の集まる組織。
そしてあくまでも営利を追求する集団。
儲けてナンボ、の世界。嫌味な部長も課長も主任もワンサカいます。
そしてそこでは当然の如く、渦巻く人間関係、理解不能な出来事、
理不尽な仕打ち等々・・・ なんでもあります。
そしてあたり前の事ながら、仕事と言うものはやっぱりしんどい。
旅行気分で乗る飛行機と、乗務で乗る飛行機とはまったく違います。
その辺さえわかっていれば、入社してから 「こっっ、こんなハズじゃ・・・」
と泣く事も少ないでしょう。(か?)
それと、あまりマスコミの情報は鵜呑みにしないこと。
このクルーネットも含めて、、(管理人さんゴメンナサイ)
今もあるのかどうかは知りませんが、私が現役の頃によく読んでた
エアライン関連の雑誌があって、そこにこんな事が書いてありました。
「ナントカエアラインの現地人クルーは、フライトをする傍ら
弁護士や他の職業を目指して勉強している人も多く
そんな人たちの中で仕事ができるのはすごく刺激的だ〜〜〜??????」
と、言うような日本人乗務員が言ったらしき記事がありましたが、
果たしてこんな事を真正面から感じる日本人乗務員っているのでしょうか?
では、上記の記事を翻訳すると・・・・
「ナントカエアラインでは、クルーを腰掛程度の仕事と見る人が多く
ここで一生終わることだけはなんとしても避けたいとの思いから、
自由で気ままな生活を送れ、ある程度の収入が得られる間に
いろいろ次の準備しちゃおうぜっと思ってる人が多い。悲しいが・・」
ってな感じではないでしょうか?
まぁ、人それぞれ受け取り方は違うので
異論があって当然ですが、少なくともエアラインは
楽園でも浄土でもありませんので、どうぞその辺勘違いなさらないように。
でもね、とっても楽しいですよ。
好きであれば是非一度やってみて欲しい仕事だと思います。
では、みなさんさようなら。カムサムニダ

( Photo by (c)Chiaki )
第189話から第192話までの担当者紹介!
はじめまして。
外資系航空会社で客室乗務員をしております、Cynthia と申します。
某国に在住&入社して半年を過ぎたばかりの新人です。
また、大学在学中に入社したため、現在日本の某大学4年生(今春卒業予定)
でもあります。新人の私の視点からみた客室乗務員の仕事について、
お話できればと思います。どうぞよろしくお願い致します。
第189話 「大学生の就職活動から入社に至るまで 」 - 3 Mar .2005-
今私は、自宅アパートの下の階にある
ネットカフェからこのエッセイを書いています。
第190話 「トレーニングの思い出 」 - 14 Mar .2005-
私は大学4年生の夏休みに、この国に渡り、
「○×航空」に入社しました。
誰も知り合いのいない中で始めた、この国での
新しい生活でしたが、今思うと、よくホームシックに
かからなかったなと思うくらい、寂しいと感じたことは
あまりありませんでした。
・・というのも、到着した次の日から、トレーニングが
待っていたからです。
新しい生活のことを考える余裕もありませんでした。
考えたことは、ただ一つ。「トレーニングをパスできるか否か。」
トレーニングは、厳しかったです。
順応性の高い人、適応力の高い人が求められていると感じました。
きついな・・・と感じたのは、一度レクチャーを受けた内容を、
即、行動に移さなければならない点でした。
「覚える、記憶する」という段階を飛ばして、「行動に移す」という
ことは、大変なことです。相当の集中力を必要とします。
例えば、機内で火事があった場合について、レクチャーを受けます。
その後、そのままシミュレーターに移動して、実際にデモンストレート
しなくてはいけません。その様子は常に、評価されていますし・・・。
シミュレーターで、本当に飛行機が飛んでいる状態を感じながら、
煙が実際に出ているのを、消さなければいけません。
消火器を一度もさわったことのない私は、ミスの連続で、
インストラクターを怒らせていました・・・。
今では良き思い出です。
泣いたこともありました。
シミュレーターでの訓練で、あまりに自分の出来が悪く
みえてしまって落ち込んでいたとき、そんな私の落ち込み様に
気づいたインストラクターが1対1で話をしてくれた時・・・。
自分の気持ちが、ぎりぎりの状態で、切羽詰まっていたのだなと思います。
トレーニング中、楽しかったこともたくさんありました。
トレーニング期間は、学校生活と同じように、
クラスメイト達とずっと一緒に過ごします。
非常に多国籍な集団で、おもしろかったです。
週末も、集まって勉強したり、ごはんを食べにいったり。
テーマパークに遊びに行ったこともありました。
特に、仲の良い友達とは、毎晩のように一緒にごはんを食べ、
一緒に勉強をし、一緒に泣き・笑い・・・全てを一緒に
過ごした気持ちです。本当に、素敵な思い出です。
トレーニング終了後は、すぐにフライトを初め、
飛び回っているうちに、あっという間に
時が過ぎてしまいました。
トレーニング時の仲間と出会う機会は本当に少ないです。
やはり、お互い違うスケジュールを持っているということ
が大きいと思います。
この仕事をしていて、寂しく思うことは、友達に会いにくい
ということかもしれません・・・。
それでも、私は、友達のスケジュールを確認しては、
コンタクトをとるようにしています。
でも、フライトで新しい出会いがたくさんあります。
毎回違うクルーと飛ぶので、毎回違う出会いがあります。
相性の合う人、合わない人とありますが、
素敵な友達に出会うこともあります。
これは、この仕事の魅力かなと思っています。
今回は、トレーニング中の思い出にひたりつつ、
この文章を書きました。
気持ちがとてもフレッシュになりました。
あの頃の初心の気持ちを忘れずに、
毎日フライトしたいと思います。
ご意見ご感想お待ちしております。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
第191話 「 Crew makes the flight 」 - 18 Mar .2005-
私が働いております「○×航空」では、
多国籍なクルーで構成されています。
私が働くエコノミークラスで、
全クルーの国籍が全員違うということも
普通にあることなのです。
ですから、文化の違い、感覚の違いで
大変だと思うこともたくさんあります。
特に、新人の私にとって、
未だにカルチャーショックの連続のような
毎日を送っています。
フライト前のブリーフィングで
パーサーがよく言う言葉に
`Crew makes the flight’
という言葉があります。
つい先日戻ってきたフライトのパーサーは、
「どんなdestination(目的地)だろうと、どんな客層だろうと、
客室乗務員がフライトをハッピーにすることができるの。
つまり、フライトは客室乗務員次第よ!」
ということを言っていました。
そのことを痛感した体験がありますので、
エピソードをお話したいと思います。
そのフライトは、クルー同士のチームワークが
大変よく、コックピット・クルーもパーサーも
他クルーも本当に良い方ばかりでした。
エコノミークラスで働く私には、パーサーや
コックピット・クルーは、かなり上の上司に見えて
話すのにも緊張してしまうのですが、
そのフライトは、そのような緊張感も威圧感もなく、
働き安い環境でした。
そして、フライトも終盤にさしかかってきて
夜中の真っ暗な機内で、温かいコーヒーを
サービスしていた時のことです。
ある女性のお客様が、私が渡したコーヒーの
カップを受け取ると、私は直接見ていません
でしたが、その後、コーヒーをこぼされました。
そして、そのお客様はトイレやジャンプシートや座席を
うろうろしながら、大変お怒りになっていらっしゃり、
シニアのクルーと私が話を聞き、謝罪しても
夜中の機内で叫ばれるだけでした。
このような事態になったのは初めてのことで
私の責任ではなくても、私がお客様に責められてしまう
という理不尽さに、まだまだ未熟な私は、涙がでてしまいました。
ここで、助けてくれたのは、周りのクルー達です。
エコノミーにいたクルー達が、その様子を見て、
一人が私をトイレに引っ張っていき、
一人がそのお客様とシニアのクルーのヘルプに回り、などなどと、
チームワーク良く、さっさと何事も なかったかのように、その場を
収めてくれました。
でも、納得いかないのは、私です。
そんな私に、他のクルー達は、アドバイスをしてくれました。
お客様は、私自身のパーソナリティに怒っているのではなくて
「このユニフォームに怒っている」と言うこと。
だから、自分自身の問題だと、自分の中にため込まないこと!って。
その後、パーサーも、コックピットに私を連れて行って
話を聞いてくれ、慰めてくれ、かばってくれました。
私に、そんな悲しい顔で家に戻って欲しくない、
フライトが楽しかったと思って家に帰って欲しいから。
と言ってくださいました。
この様な周りの支えのおかげで、
かえって、私は、このクルー達と一緒に
フライトができたことをとてもうれしく思いました。
だから、悲しいと思ったり、理不尽だと思ったことも
全てどこかに吹っ飛んでしまい、
フライトをしていて、楽しいという気持ちで
そのフライトを終えることが出来ました。
クルーがフライトを楽しくないと思えなかったら、
お客様だって、その雰囲気を感じ取って
フライトが楽しかったと思えないのだと思います。
本当に Crew makes the flight だと思います。
国籍も文化も全員異なるクルー同士でも、
お互い支え合って、チームワーク良く働いて、
良いフライトにすることが
できると思って、働いています。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。
ご意見・ご感想お待ちしております。
第192話 「私の課題」 - 25 Mar .2005-
日本に休暇で帰ってきました。
国内線を使って、実家に戻ったのですが、
仕事柄、国内線に乗っていると、CAの方の仕事ぶりを
じっと観察してしまいました。
同じ職業とはいえ、国内系と私の働いている外資系では
CAの雰囲気等、本当に違いがよくわかります。
普段の私の乗務するフライトと、国内との違いで
一番違うと思った事は、当たり前ですが、
「使用する言語」です。
国内の方は、綺麗な日本語を話してお仕事をされています。
私のエアラインでは、全て「英語」です。
日本語を話すのは、日本線に乗務するときに
日本人のお客様と接する際か、日本人のクルー同士で
話すときのみです。
常に「英語」で仕事をしている私も、
実は「英語」が自分の一番の課題なのです。
このエッセイを読んでくださっている方の中には、
外資系エアラインを志望されている方もいるかと
思いますので、最終回は私の課題でもある「英語」に
ついて書きたいと思います。
どうして「英語」が自分の課題であるかという理由ですが・・。
仕事中に使う「英語」というのは、本当に当たり前ですが
同僚やお客様と接する際に使います。
ですから、頭の中で何かを考えて話すのではなくて
日常使う言語として、「英語」で自分の頭の中にあることを
そのまま直接言葉にできないと、相手に言いたい事が伝わらない
そして、コミュニケーションがうまくとれなくて、
問題が発生することが起こりえると思います。
「英語でコミュニケーションをとることができるか」
ということが、私の働くエアラインでは、重要なポイントの
1つだと感じています。あくまで、私の場合ですが・・・。
うちの会社はNative並みの英語力が必要といわれますが、
それは本当だと思います。
クルーは、大変多国籍なので、発音も人それぞれ。
どんな英語にも対応できるような英語の力が必要
と思っています。
私はBritish Englishに馴染みがあります。
が、AustralianやNew Zealand Englishが苦手
といったように、英語も様々ですが、柔軟に
対応しなければ、このお仕事大変だと思います。
英語が第一言語のクルーのように話す事ができたら
もっともっとクルーやお客様とコミュニケーションが
とれて、この仕事をもっともっとエンジョイすることが
できるのでは・・・と思うと、やっぱり、更に上の上の
スピーキング力が欲しい!と思うからこそ、
自分の課題は「英語」だと思うのです。
私の言う「英語」とは、TOEICのように、
ペーパーテストでハイスコアをとる事ではありません。
英語を使って、人とコミュニケーションをとる事です。
これが、この仕事に求められている「英語力」では
ないかと思っています。
普段、私の英語の力を伸ばすためにしていることは
とにかく、英語を使う事です。これまた、当たり前ですが。
日本人のクルーは静かでおとなしいと、他のクルーに
思われてしまいがちだと思います。
私は、よくおとなしいクルーだと思われてしまいます。
でも、できるだけそういったイメージを払う様に、
こちらから、色々話しかけるように努力しています。
また、あるスポーツ選手が、実践していたという方法は、
「人が話したフレーズを心の中で自分もつぶやく」こと。
私は、これをよくやります。色々な言い回しを覚えます。
とにかく、人とコミュニケーションをしとって、たくさん
話す事が、近道のようです。
(何か他によい方法があったらおしえてください)
ここまで読んで、外資は英語で仕事をするし、
大変だなァと思う人もいるかもしれません。
でも、視点を変えて、色々な場所に飛ぶ事ができて、
世界中からきたクルーと一緒に働くことができて、
英語にさらに磨きをかけることができて・・・
と考えたら、本当に魅力的だと思います。
確かに、大変なこともたくさんありますが、
私は、ポジティブな面のほうに大変魅力を感じているので
この仕事が自分にあっていると思っています。
あと数日後に、大学を卒業します。
これからは、CA一筋で頑張っていきたいと思います。
今まで、私のエッセイを読んでくださってありがとうございました。
新人の私に、このようなエッセイを書く機会を与えていただきまして
ありがとうございました。
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