= 第60話から第63話までの担当者紹介! =
はじめまして。
今回からエッセイを担当させていただきますサイモンと申します。
現在外資系航空会社で旅客サービスに携わっています。
どうぞよろしくお願いいたします。
第60話 「きっかけ」 - 4 Apr.2002-
誰でもそうであるかと思いますが、
この仕事、というより航空業界で働きたいと
いつの頃か漠然とではあったけれど憧れをもつようになりました。
周囲の環境だったり、子供の頃に見たドラマの影響だったり
いろいろあるのですが、その中でもターニングポイントとなったのは、
高校生のときに授業の一環である航空会社の駐機場を見学したことでした。
海外旅行は勿論ですが、飛行機に乗ったことすら無かった私にとって、
友人と台詞をまねるほど大好きで、再放送されるたびに
はまって見ていたドラマ 「スチュワーデス物語」
(ご存知ですか・・・・20代前半の方はご存知ではないかしら?)
の舞台と同じような光景が目の前に広がり、
ダイナミックで壮大な滑走路の景色と、そこを利発着する
飛行機の姿、悠然と立ち構える飛行機の姿は感動的でした。
フライトを終え、機内の清掃作業も終えて駐機している
飛行機の中に足を踏み入れたときのあの言葉にならない
感動は今でも鮮明に覚えています。
目の前に駐機している飛行機はほんの数時間前まで
400名近い乗客を乗せ、どこかの国から飛んで帰ってきた。
その機内では客室乗務員の方々がどんなサービスをされているのかしら?
お客様はどんな風に機内で過ごしているのかしら?
どんな食事をしたのかしら?機内から見える地上の景色は
どんな風だったのかしら?等、想像が膨れ上がっていき、心躍る気持ちでした。
機内というある意味特殊な空間の中での人と人とのつながりは
とてつもなく魅力的に映り、当時私にとっては全く未知の世界であった
航空業界というものに一瞬にして惹きつけられていきました。
ついでに、当時ちょっとばかり英語が得意であったと自負していた私は、
ここでは間違いなく英語を使って仕事ができるんだ!
まさに私の為の職場だ!と勝手に思い込んでしまったのも事実です。(笑)
日本だけではなく、様々な国籍の飛行機が行き来し、
その数だけ、それどころかそれ以上の国籍の人々が行き交う
ところは空港や航空会社での仕事のほかになかなか無い!
そう考えたら私の好奇心と興味の引き出しと扉が全開となり
「絶対、絶対航空会社で働こう!!」と決意をしました。
今、私はあの日の決意を実現させ、空港での旅客サービスに携わっています。
時間に追われ、心にゆとりがなくなってしまいそうなときや、
仕事に疲れたときには、あの日見た空港の隅にある駐機場に目を向け、
あのときの決意を思い出すようにしています。
そしてふと空を見上げて心をほんの一瞬だけど空っぽにしてみます。
あの駐機場がなければ、きっと航空業界で、航空会社で働きたい!
という決意はなかったのかもしれません。違う方向に進んでいたかもしれません。
10年近く社会人をやっているとマンネリ化してくる
部分もあるのですが、あの時の気持ちを常に忘れずに
いることがどれほど大切なのかつくづく思うこの頃です。
追伸:初めてのエッセイでなかなか何を書いて良いのかまとまらず、
ようやく書き上げました。最後まで読んでくださった皆さん、
ありがとうございました。
次週はもう少しまとまった内容になるようがんばります。
第61話 「コミュニケーション」 - 11 Apr.2002-
国際空港で接するお客様は当然のことながら、
日本語のわかるお客様だけではない。
英語はともかくとして、時にはこのいずれも話さない・わからない、
といったお客様のお相手をしなくてはならないことが多々ある。
行き来する飛行機の数以上にいろーんな国の言葉が
空港内を行き交っていて時には自分が今どこの国に
いるのかわからなくなってしまいそうになる。
こんにちは。
早いものでというかようやくなのか、「週間ESSAY」を担当して3回目となります。
日記をつける、という習慣もなければ、最近はEメールや携帯メールの普及で
あまり「モノを書く」ということが無かったので、今回のこのコーナーを
担当させていただくことになったことは、仕事や自分自身をもう一度見直す、
いいきっかけとなっています。
第62話
「再会」
- 18 Apr.2002-
日々、空港で数百人のお客様に接していて、
お客様一人一人のことをよーく覚えているかと
聞かれると、そうではありません・・・・。
何故かよーく覚えているのは物凄い
クレームをなされた方だったり、何かトラブルが
あった方ばかり。本当はそれではいけないのですが。
こんにちは。
実は、私には「フライとアテンダントとして働く」という目標があります。
= 第64話から第67話までの担当紹介! =
はじめまして。こんにちは。 第64話
「FIRST FLIGH」
- 9 May.2002 -
どきどきの初日。 ブリーフィングも終わり、いよいよ飛びます。 最も大きな違いは「スピード」。 初めてお人形や同期や教官ではないお客様。 やっと前からきた先輩とぶつかったと思ったら ベルトサインがついて着席し、ふっと外を見ると まだあの日から一年も経っていないけれど、
第65話
「MD」
- 16 May.2002 -
第63話
「諦めない気持ち」
- 1 May .2002-
今の旅客サービスの仕事を経験したからこそ「フライトアテンダント」の
仕事への自分の本当の思いに気がついた、といって良いかもしれません。
現在に至っているわけですが、それまでは、
「航空会社で働きたいけれど、英語力に自信が無い」
「学生時代に痛めた腰(長年スポーツをやっていたため)が心配」
「留学経験が無いし・・・」とネガティブなことばかり考え、
それらを理由に「挑戦すること」から逃げていたのです。
今から数年前、日本の航空会社が初めて、既卒の契約制
客室乗務員を募集することになったのです。
それまでの日本の航空会社では、客室乗務員は
「新卒のみ」「正社員」「高学歴」といったイメージがあって、
特にその会社は日本を代表する航空会社でもあったので(勿論今もそうですよ)、
私にとっては一生縁の無いところなのだろう、と思っていたのです。
ところが、その募集要項には、私のこれまでの勝手な決め付けや
ネガティブな考えを一掃する物ばかりだったのです。
「学歴は高校卒業以上」「年齢は(確か)26歳まで」と
その当時の私に当てはまる条件ばかりだったのです。
私だけではなく、より多くの女性に門戸が開かれたのです。
「契約制」ということで「アルバイトスチュワーデス」とか
「パートと同じで安全が保てるわけ無い」などといろいろと騒がれましたが、
ある意味、これは社会的にも非常にセンセーショナルな出来事でした。
「自分にも可能性があるのかもしれない!」そして「せっかくのチャンスなのに,
ここで応募をしなければ、絶対後悔するだろう」と思ったのです。
それまで、航空会社受験をしたことが無かった私には、そのノウハウが全くわからず
手探り状態での書類作成・書類添付用写真の撮影に挑みました。
偶然書店で見つけた「スチュワーデスマガジン」(あ、今は「エア・ステージ」です)
などを読みながら、自分流のプロセスを踏んでいくうちに
自分の本当の気持ちに気がついたのです。
私のやりたいこと、働きたい場所はこれなんだ!ということに。
しかし、結果は残念ながら書類通過すらならなかったのですが、
このことをきっかけにもう一度、というよりしっかり自分の気持ちと
向き合って、努力をすることを決意したのです。
そしてもう諦めないで、自分の気持ちを偽らないでいこう、と。
正直にこの思いを相談したところ、「これまでの実績や将来を
捨ててでもやりがいが(フライトアテンダントには)あるのか?
航空業界はこれからかなり変動していくだろうけど、それでも生き抜
いていける力は(私に)あるのか?真剣に考えてから結論を出すべきだ」
「僕は、今の仕事(前職)は君には間違いなく適職だと思うし、
これからもっとステップアップをしていけるのだから、じっくり考えなさい。」
と、諭されました。 私にとっては、それはありがたすぎるほどの言葉でした。
ただ、思いが強くなったから「フライトアテンダントを目指す」のではなく、
「フライトアテンダント」という職業、「航空業界」に対して
冷静に向き合うことを教えてくれたのです。
それは、「やはり、自分はフライトアテンダントになる!」ということでした。
諦めて後悔するよりも、どのくらいの可能性があるかわからないけれど、
それにかけたいと思ったのです。 その後、仕事の傍ら、英語の勉強を再開し、
いわゆるエアライン受験スクールと呼ばれるところにも通い、
受験のノウハウは勿論のこと、沢山の事を学びました。
そうして現在の会社に転職することになりました。
旅客サービスに携わり、航空業界を肌で感じ、学びたい!という気持ちがあったので
地上職ではあるけれど、働くことにしたのです。そして現在に至っているわけです。
旅客サービスでの仕事は4年目をまもなく迎えます。やっとこの仕事の、
航空業界で働くことの大変さ・厳しさ・面白さを知ったからこそ、
「フライトアテンダント」という仕事への気持ちが確固たる物となりました。
あのとき、先輩が投げかけてくれた言葉の答えがようやく最近、
出たといって良いのかもしれません。
「フライトアテンダントを目指している」という方は多いと思います。
何か壁にぶつかったり、挫折しそうになるかもしれませんが、
決してこの経験は回り道ではないと信じています。
他の業種で働きながら・・・という方も同様だと思うのです。
「諦めずに努力をすれば」必ず道は開けるます。
(どこかで聴いたような言葉ですが・・・・・)
最近聞いたちょっといい言葉があります。
「報われるまで努力をする」
これって「諦めない気持ち」と通じることがあると思います。
がんばります。
最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。
初めてのエッセイということもあり、試行錯誤のまま
4回をおえてしまいましたが、とてもいい経験となりました。
日々のお仕事、勉強がんばりましょう。
かしこ
下記のアドレスまでお願いします。
![]()
peakperformance2001@hotmail.com
次回の更新は5月9日の予定です。
お楽しみに !!
( Photo by (c)Chiaki )
国内系航空会社2年目に突入したばかりのショコラです。
経験は少ないのですが、みなさんに楽しんで
いただけたらと
おもっております。
どうぞよろしくお願いいたします。
私たちは、訓練を終えてすぐに一人で乗務するのではなく
一週間ほどインストラクターの先輩と一緒にフライトします。
その間に訓練で習ったことがきちんとできるかチェックされ、
また訓練で習った基本のほかに、実際のフライトでの
やり方などを教えていただきます。
緊張して寝不足気味、朝食のミールも押し込むように食べました。
周りの先輩方がゆったりと談笑しながら召し上がっている様子や、
なれた風にモニターでスポットを確認されている姿をみて
「私もこんな風になれるのだろうか」と自分が同じ制服を
着ているなんて忘れて思っていました。
最初の一便目は先輩がお手本を見せてくださいます。
そして、このときに訓練と現実の違いを学びます。
離陸して水平状態になり、ベルトサインが消えると
ドリンクサービスの準備に入ります。
その時に、ギャレーで準備する人と、
客室の様子を少しみて周る人がいます。
訓練時代であれば、みんなで同じ作業をしているので
「みんなでお客様の様子をみて」、
「みんなでドリンクサービスの準備を始める」
という流れになるのですが、
ギャレーに戻るとカートにはすべてモノがセッティングされ、
私が着替えるのを待っていました。
驚きながら着替えていると、先輩から
「はいショコラちゃん後ろむいて!」
といわれ、たたたっとエプロンのリボンを結ばれ
「はいっ!いってらっしゃい!」
と背中をたたかれ送られました。
ただひたすら失敗しないようにと願いながらサービスしていました。
私と先輩の引いているカートと、反対側のカートとの
距離の差はどんどんできていきます。
私が一列(4人くらい)のお客様サービスが終わると
先輩はすでに三列目の半分ほど終わっている状況。
セールス、新聞などのローテーション。
次は何をするんだな、と考えながらやっていた訓練と違い
次はこれやろうね、あれやってみようね、といわれている
ことをしていたら終わってしまった・・・という感じでした。
制服を着てから見る雲や空は本当にきれいで、
「あー、私これから飛行機の中でお仕事できるんだ!」
と思いました。
あの時の気持ちを思い出すと、
どんなことがあってもがんばれる!って思います。
こんにちは。今ここをご覧になっているみなさんは、
どちらの会社を志望されていますか?
また、どちらの会社で働いていらっしゃいますか?
志望者の方の中には「大型機で世界をまたにかけて働きたい!」
とか「クラス別の資格をとってかっこいいサービスをしたい!」
という希望を持っている方もいらっしゃると思います。
しかし、きょうは大型機にはない魅力を持った
飛行機の紹介をさせていただきたいと思います。
タイトルのMDってなんのことかわかりますか?
これは飛行機の機種の名前です。
エアバスとかボーイングならきいたことありますか?
MDは「マクドネルダグラス社」から生まれた飛行機です。
(ちなみに今はもうこの会社ありません。ボーイング社と合併したそうです)
調べてみると意外といろんなエアラインで活躍しているようです。
この飛行機、特徴というとまず「小さい」。B777が380席なのに比べると、
160席ちょっと、機種によっては130席ちょっとです。
時々小さいお子様が「なにこれー。ちいさーい。バスー?」
などとおっしゃられてちょっぴり悲しい思いをすることもあります。
(余談ですが、隣に某社のポケモンが止まっていた時に、お子様から
「あっちにのりたーい」と泣かれると辛いです。しかし先輩は
「乗っちゃったら見えないからうちにのるのがいいのに。
わかってないなー」といわれていました)
お子様に限らず小型機だとなんとなくがっかりされる方も多いのですが、
実は、座席数の多い機種よりも座席の幅が広く、棚も大きく作られています。
だから乗っている間は足も伸ばせるし、荷物も足元におかずにすむので快適です。
また、小さいから飛行高度が他機種より低いので、
他機種では雲ばかりのところが、山や街やいろんなものが見えます。
山はほんとに近いです。足元に山の頂上があったときは感動しますよ。
また、他機種では、地点案内で「お客様あちら遠くに見えます、
台形の山は富士山でございます」などといったり、
「あの山は富士山ですか?」ときかれても小さすぎて
探すのに手間取ったりするのですが、かなり大きめに見えるので
「あちらでございます」と自信を持ってご案内できます。
たくさんの特徴をもっているMDですが、業務関係での
特徴を挙げると「CA席が変」というものがあります。
参考にがんばって絵を描いてみました。
通常飛行機は左右では左が偉いことになっています。
ですから他機種ではパーサーは一番左前に座ります。
そして一番若いCAは一番右の後ろに座ります。
そして一人一席です。
しかし、MDでは、チーフと一番下のCAが
ベンチのような席に二人で座ります。
最初はどんな先輩と一緒になるかわからないし、
そそうがあってはいけないと緊張していました。
「先輩のスカート踏んでないかな」など
所作一つ一つが気になっていました。
が、慣れてくると仕事をしながら
「先輩、今日私高知初めてです」「じゃ、今夜はかつおよ」
などという会話ができるようになります。
また、ベルトサインがついた後も要所要所で
先輩が地点を教えてくださるので自分の目で
確かめながら勉強できます。
次回に書こうと思うのですがこの地点の勉強は大変なのです。
キャビンウォッチをしている時「ショコラちゃんみてごらん」
といわれて小さな窓からみた夕焼けの美しさや街のきらめき、
いか釣りの船の明かり、霞の中に浮かぶ山々、流れる雲の形、
日本中でどこよりも早い北海道の黄色い景色。
私はこの飛行機に乗り始めてますます日本が好きになりました。
「移動」を「旅」に変えてくれる、そして「新しい日本を教えてくれる」
それがMDという飛行機だと思います。
第66話
「訓練生から客室乗務員へのルート」
- 23 May.2002 -
第67話
「そして今、私はここにいます」
- 5 Jun.2002 -
次に「味方をみつける」というものです。 後に訓練所を出て初めて課長とお話することがあったときに 最後に「ノート作り」です。 入社して、仕事をはじめて本当に楽しいです。 今回で最後となりました。つたない文章に
= 第68話から第71話までの担当者紹介! =
ショコラさんの次は某空港に勤務されている 第68話
「お客様 vs OJT」
- 13 Jun.2002 -
第69話
「走る〜走る〜グラァ〜ホ〜(GH)」
- 20 Jun.2002 -
第70話
「ドキュメントのお話」
- 27 Jun.2002 -
第71話
「空港で働く!」私の夢。
- 4 Jul.2002 -
スチュワーデス物語に代表されるドラマなどで、
「厳しい、辛い、苦しい」などのイメージがある訓練時代。
もちろん人の命がかかっていることなので、
浮かれて過ごすことはできません。
しかし今日はその中でも違う側面をお話したいと思います。
掲示板でも「お嬢様言葉速修法」の話題が出ていましたが、
昨日まで日常で「〜じゃん」といっていたのに、今日から
一日の大部分を「客室乗務員見習」としてすごすので
過剰なくらい敬語になります。 訓練生同士の会話も、
辛くて親に泣きながら電話する時も、はたまた大学時代の
友人に報告電話をする時も、くどい位のですます調。
学生時代だったら「先生がきたー」だったのに
「教官がいらっしゃいました」とためらわずいえるようになり、
同期にも「横浜にお住まいですか?」などといってしまいます。
この「訓練生敬語病」は一ヶ月くらいで徐々によくなり、
使い分けができるようになります。
試験でおなじみの「スーツ+スカーフ」は訓練生時代も続き、
「そのスカーフかわいいですね」などと誉めあいます。
変な人につけ狙われる可能性が高くなるにもかかわらず
この格好をするのは、「私は訓練生なのよ!」という
誇りからきていたのでしょうか。 それとも
「自分をみてほしい」人が多いからでしょうか。
そして訓練所を出て先輩方と同じロッカーを使うようになると、
この格好をしている人が誰一人いないことに気づきます。
そしてスカーフはお蔵入りとなります。
「かぶれている」ようでできなかったシャツの襟立て。
(なんだか大学でやると浮きません?)
しかし会社に入ってしまうとごく自然とこの格好をしてしまいます。
むしろふとしたときにチェックして「今日は右襟の立ちが甘いな・・・」
などと思ってしまいます。
ちなみに制服では完全な襟たては禁止です。
「地点のご案内」 についてお話したいと思います。
みなさんは機内誌の後ろにある日本地図を
ご覧になったことはありますか?それぞれ地点を
結んであって飛行ルートがわかるようになっています。
私はまだお客様だったころ、この地図をみても
重なっているところでどちらに進むかわからず
四苦八苦していました。
いえ、むしろ今もしているといったほうが正しいです。
大切なお仕事なのですが、訓練中に「東京―札幌間では
この時間に右手に〜山が見えます」など授業があるわけ
ではなく全て現場でお勉強です。 一応会社から配られる
マニュアルに飛行ルートが書いてあってフライトする前は
チェックしていくのですが、最初のうちはみてもわかりません。
また学生のころ地理の勉強でもでてこなかったような
山や湖を覚えていくのですが、やっぱり最初は全部同じに見えます。
フライトを重ね、サービスの合間やサービスが
一段楽した時にみたり、ビューポイントでは機内誌を片手に
先輩から教えていただいたりしながら勉強していきます。
だんだんと時間や飛行ルートをみたり、景色をみたりして
お客様にご案内できるようになるとちょっぴり成長した自分を感じます。
教官の言葉があります。 それは、「お見合い席にはね、
よくマニアのお客様が座られるのよ。
『今日って〜を通って〜に行くんだよね』って話し掛けられて
すぐに答えられないとばかにされますからね。
負けちゃだめよ!」というものです。
来るべきマニアのお客様との勝負の日に向けて勉強をがんばっています。
こんにちは。たくさん募集が出ているようですね。
ずっと待っていらっしゃった方、受験を始めたばかりの方、
いろいろな状況の方がいらっしゃると思います。
ぜひぜひがんばってください。
ところで、どんな人が客室乗務員になるのでしょうか?
私も受験生の時は全くわかりませんでした。
受験生の前は雲の上の存在でした。
合格をもらった後も信じられなくて、
「なんで私なんだろう」とずっと思っていました。
入社して同期をみて、最初の印象は
「いろんな子がいるんだな」ということです。
小さいころからなりたくて「私がならなくてだれがなるの!」
というタイプ。かたや志望業界を方っ端から落とされて
友達が受けているから受けてみた、という子。
おとなしそうな子。声の大きい子。小さい子。
明るい子。いつもニコニコしている子。
共通点といえば、「がんばりやさん」ということになるでしょうか。
みんな今の状況や環境を楽しみつつも、いつももっと
向上しようと無意識に思っている子ばかりだな、と思いました。
どうでしょう?ここにきて情報をチェックし、普段がんばって
いらっしゃる皆さんのことですからばっちりですね。
私もいまだに自分がなぜ受かったのか、はっきりとはわかりません。
だから学校のように何か「これっ」といったテクニックを
伝授することはできませんが、自分の受験時代のお話を
少し書かせていただこうと思います。
英語などは情報がたくさんありますので、
私は「もうやめちゃおうかな」と思ったときに
どうふんばってきたかを話します。
突如として襲ってくるこの気持ち。
試験がうまくいかなかったときだけでなく、
何気なくいわれたことに傷ついたり、反対されたり、
接客業の仕事をしているときに失敗したり・・・・・。
「向いてないのかな。」という考えがむくむくとわいてきます。
最初はその気持ちがたまっていく一方だったのですが、
「元気が出る言葉集め」「味方をみつける」「ノート作り」を始めました。
目標に向かってがんばっているときには
自分の欠点がたくさん見えて「まだ足りない」
「まだまだ足りない」と思いがちです。
また、試験で心がへとへとになってしまうときもあります。
そういう時はメールマガジンや本を読んだりして
「私は客室時乗務員になるんだー!」と思うようにしました。
そして受験している時、適性で悩んだ時は
いつもこの言葉を思い出しました。
「なりたいと思ったらそれが才能」
書く才能がない人は作家になろうとも思わない、というものです。
そしてこれだけなりたいと思ってるんだから適性あるはずだ、
と信じてやってきました。後は、ことわざを英語にしてくれて
いるものもあってそれもおすすめです。
特に学生の時に就職活動をすると「就職・受験」
の話をする人が限られてきます。
いっしょに受験をする友達は「仲間」だけど「ライバル」だし、
客室乗務員試験の指導をしてくれる人は限られているし・・・・・。
その中で「君はいいところがある。君が合格するまでみてあげよう」
という人を見つけるのは大変です。
それで航空業界に限定せずに「就職活動の仕方」といった
会に参加したり、違う業界の先輩にも履歴書をみていただいたりしました。
とにかく「自分を誉めてくれる人」を探しつづけるようにしました。
人によって誉めてくださるポイントも違うので履歴書の幅も広がりますよ。
「私達の仕事はいろいろな面で特殊なことがあって、
ともすると世間の常識がわからなくなってしまうこともあります。
世界が狭くならないように今までのお友達を大切にして、
この業界以外の人ともお話をするようにしなさい。」
といわれました。
この時に自分のやってきたことは長い目で
みても間違ってなかったのかなと思いました。
現在つけている方もいらっしゃると思いますし、
スクールに通われている方は受験ノートを
作るように言われていますよね。
企業研究などをするために作るそうですが、
私はエアステなどで文章を読んでいて
すてきだなと思った乗務員の方のお話を切り抜いたり、
貼り付けたりしていました。 また、心に残ったサービスを
書き留めたり、元気になる言葉を書いたりしました。
カレンダー付きのものにすると締め切りや試験日を書き込めて、
試験にも持っていけるので便利ですよ。
お客様とお話をしたり、富士山をみたり、ステイしたり、
おいしいものを食べたり、空港でお土産を買ったり。
もちろん制服をきていることも幸せです。
これから受験されるみなさまが合格を手にされて、
この幸せを感じていただけますよう心からお祈り申し上げます。
お付き合い下さいましてありがとうございました。
まだまだ私も経験不足ですが、
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
また、ご意見、ご感想がございましたら
下記のメールアドレスまでお送り下さい。
本当にありがとうございました。
![]()
essay@crew-jp.com
次回更新は6月13日の予定です。
お楽しみに
( Photo by (c)Messy )
グランドスタッフの登場です。
お仕事が大変お忙しく、自己紹介文が間に合わなかったため,
まずは第1回目となる68話を掲載いたしました!
(Crew Net)
PS
essay@crew-jp.com
宛のメールに障害が発生していたため、
しばらく不通になっていたようでした。
6月11日に異常を発見・修復いたしましたので、大変恐れ入りますが
それ以前にメールを頂いた方は、是非再度お送り頂ければ嬉しいです。
大変ご迷惑をおかけいたしました。
「実習生」もしくは「TRAINEE」というバッチを着けている方。
後ろに立っている先輩の目を気にしつつ、一生懸命な
応援してしまいますよね。
使いこなす私ですが、最初は典型的な「飲み込みの遅い子」でした。(汗)
みんなでパチパチ写真を撮ったものです。
いざ、ラインに入るともう緊張でガチガチでした。
お客様がいらっしゃらないときでも、後ろに座っている
答えられないと重〜い空気が・・・
自分の前に長〜くつづく列の後ろから「ワン!」
なんて聞こえたら、「ぎゃ〜!PETだぁ〜お願いだから
隣の列に移ってくれ〜」って半泣きでした。(笑)
自分では目の前にいるお客様をチェックインするので精一杯ですから、
自分の前の列が動いていないなんて考えたりもしません。
しかし、朝のラッシュ時は後ろのほうから 「いつまで待たすんだー!」
なんてお叱りの声が・・・「お待たせ致しました」 「本当に待ったよ!」
こんなやりとりもありました。
手続き終了の時間が近づくととうてい私では終わらないので
「OJT AGENT(訓練生)はすぐにインストと交代してください。」という
私はそこで「ホッ!」っとするわけですが、お客様から
「最初からあなた(インスト)がやってくれれば良かったのに!」
という台詞を聞くととても悲しくなってしまったものです。
カウンターで泣いたこともありました。
しかし!やはり大抵のお客様は「おっ!新人くんだね。頑張ってね!」
というお声をかけてくださるんです。そのときはもううるうるしながら
「はい!頑張ります!」と、励まされたものです!
やはり、新人の方の一生懸命さを見ると私も
初心に返ることができていいですね。
時間に追われる仕事ですから、てきぱきしかも正確に
仕事をこなすことが大切です。誰でも「最初」があります。
見かけたらぜひ、「頑張って」と声をかけてみてください。
それで、どんなに叱られ、失敗して落ち込んでいても
特に日曜日はチェックインカウンターに並んでいる
お客様の列を見るだけでクラクラ・・・。 仕事をしている私達でも
「自動チェックインカウンターってできないのかしらん?」
その他ビザなど確認しなければいけないことがたくさんあってそうもいきません。
が、ここでもまたなが〜い列が。 まず、出発される方全員が
セキュリティー検査を通らなければいけません。
ここまでくるのに3時間はかかってしまいます。
もう出発時間が迫ってしまうわけです。
少なくなってくるとそのお客様を探すべく、トランシーバー
片手に私達は長い長い列に向かって叫ぶことになります。
女の子二人組みならもしかして、時間も忘れて
免税店で買い物をしているのかも・・・?
「○○便でソウルまでご出発のお客様お知らせ下さい!」
先ほども触れましたが、この時間は出発便のラッシュ!
どんどん手を上げてくださいます。
うーん。ごめんなさい!あなたはもう少しこの列で待っていてください。
あとでまた着ますから!」 そうこうしているうちにゲートから連絡が。
「残りあと一名!名前は・・・」
今度は名指しでガンガン叫ぶわけですが、
この姿ははっきり言って美しくないです。(汗)
実際館内放送も流れている中でお客様を探すのはかなり大変。
声がかれてしまいそうです。しかも、うるさい。
私もお客様から 「うるさいなぁ。さっきから聞こえてるよ。
ここにはいないよ。」とちょっとこぼされてことが。
こちとら抱えてる便が何本もあって、少しでも遅れず出したい!
そこからダッシュ!サッカー選手もびっくりです。
息も上がっているので口調がきつくなってしまうのですが、
しかし飛行機の中には今か今かとお待ちになっているお客様が
こちらも心苦しいのですが、とにかく急いでもらわねば。
やっとのことでALL ONBOARD。
飛行機はあわただしかったゲートをあとに滑走路へ。
ホッとしたのもつかの間。またまた連絡が。
「マニラ行きのお客様がまだ2名来ない!!!」
マニラ行きのお客様はちょっと特徴があってとにかく荷物が多い!
よく空港までお運びになりましたね〜って感心しちゃいます。
少しくらい重い荷物だって持ってやるぜ!が、しかし。
結構あるフィリピン国籍の方の出国トラブル。
出国カードの書き方が分かりませんくらいならかわいいものの、
うっかりオーバーステイ、日本への再入国許可証申請忘れなんてのはOH ! NO〜!
GETするためまたまたダッシュ! あまりに時間がかかりそうな場合は
そのお客様に搭乗いただけない場合もあります。
そのお客様がお荷物を預けていた場合、あの何百個の荷物の
中から探して荷物も一緒に降ろさなければいけないのです!
追伸
第1回目までに間に合わなかったため
遅ればせながらここで簡単に自己紹介をさせていただきます・・
24歳女性地上職 趣味:旅行 みんなでわいわい飲むこと!
なってきた今日この頃・・・。
今までにもこの「ドキュメントトラブル」というものを経験してきました。
チェックインの際、また最近では特にアメリカ線、カナダ線では
搭乗の際にもパスポートなどのドキュメントの再チェックがあります。
例えば名前や誕生日が手書きだったりするわけですが
じーと見つめ関係ないページをペラペラ・・・・。 お客様のなかには
「そうそう、分かりにくいでしょう?これが名前で有効期限がこれで・・・」
と自ら教えて下さる方もいれば、ジロジロ見られて
気分を害される方もいらっしゃいます。
私の経験から言えば、後者の方が多いので、今では私のほうから
「すみませ〜ん、経験不足なもので、こちらのパスポートを
拝見するのは初めてなんですぅ〜。←ウソ。」なーんて、
和やかな雰囲気を作って教えてもらったりします。
でも、ビザが偽造かなんかはもう回をこなして分かるし、
後は有効期限の場所さえ覚えていればOK!
数字を作ってくれた人、ありがとう!
パスポートを見てどんどん話かけちゃいます!
「ん〜?随分若いですね〜?や!今でもとってもいけてます!」
「すんげ〜作り笑顔だ・・・今と全然違うんじゃん???←心の声。」なんてね。
出かける国に対して、国籍によってはビザが必要なときもあります。
いけなくなった方もいるんです。 日本人で言えば、例えば中国、
ペトナム、インドなど。現地で到着してから取得できる国(エジプトなど)
もありますが、ほとんどは出国時に取っておかなければいけません。
取得してくれることが多いのですが、個人で旅行している人のなかに、
知らなかった、なんて人もいます。
ただ到着して当然入国を拒否されますから、日本に送り返されてきます。
ですから、私達はニコニコしながら真剣に目を光らせます!
アメリカやイギリスに旅行する際にわざわざビザを取得しませんよね?
ただ、これにもルールがあります。アメリカの場合、パイロットプログラムといって、
3ヶ月以内、プラス帰り、または第3国に出る航空券を持っていることが条件です。
これに当てはまらない場合、日本を出発することはできません。
帰りの航空券は向こうの方が安いので現地で買います!!!」
「ですが、留学の時にとったF−1ビザはもう切れていますし、
このカードは入国の際に何の効力もありません。もし、今日出発されるというなら、
こちらでお帰りの航空券を購入していただく必要があります。」
当然お客様もぶったまげます。(苦笑)
その日の出発はあきらめていただきました・・・
られて質問を受けた経験の持ち主なのです!!!
そんな国では安くとも働きにくる、外国人を嫌うのでしょうね。
入国を試みる方もいます。当然、そんな方たちは自国に
返されるわけですが、私達に彼らの実情を訴えてくることもあります。
このパスポートを手に入れるために内臓を売ったんです!!
ここからは私達にはどうすることもできません・・・
られたときは私も涙してしまいました・・・
旅行をされている方がいるだなぁと思い知らされます。
やはり気持ち良く旅行をしていただきたい・・・
「HELLO!」から始まり。 無事目的地まで到着するよう、
また日本に元気に帰ってきてくれるよう、願ってやみません。
今回がいよいよ最後。 どんなことを書こうかなぁ。と、
いろいろ考えたのですが、私が現在の仕事に興味を
持ったきっかけを紹介させて頂こうと思います。
一人で(注1)HKG経由(注2)LHRへ
語学留学のためイギリスへ行ったときです。
どこへ行っていいやらさっぱり分からず。
チケットを送ってもらって。空港に来るようにしか
言われてないんだけど・・・。」
通常出発日に航空券を指定されたカウンターで受け取り、
その後各自でチェックインをするわけですが、代理店が集合
をかけるのはだいたい出発予定時刻の3時間〜2時間前。
国際線の場合、40分前には搭乗手続きを締め切ってしまう
席がスタンバイの人にリリースされることもありますし、
事前座席予約でせっかくお隣同士にしていてもほどかれて
バラバラにしか席をもらえなかった、なんてことになったりします。
おじょーちゃんそこまで連れていってもらえんかな?」
このようなお客様に言われるともうほっとけない〜)
なぜか?私一人荷物を抱えダッシュ!
されるまえに知らせなきゃ!
出発する人以外もカウンター内に入ることができたにも関わらず、
「お父さんとお母さんはこの先は入れないよ。
私しか入れないんだからねー。」と、得意になっていたくせに、
スタッフに対して緊張しまくり!パスポートは?チケットは?
荷物の中に壊れ物ない?と、聞かれるままなんとか無事終了。
もちろん、ゲートまでに出国手続きがあるなんてことすっかり忘れていて、
私が出国審査場へ向かったのはなんと出発の20分前!!!
なにやら向こうからすごい形相で走ってくる人が・・・
「○○様ー!いらっしゃったらお知らせくださーいっ!」
ゲートが遠い!!!シャトルに乗った一番先のゲートだったのです・・・・
ゲートで謝りまくったのは言うまでもなく。
CABINでも「こいつを待っていたのか。」って空気が。
クスン。ごめんなちゃい。 しかし、汗だくの私にクルーの方が
「お水でも持ってきます?これおしぼりどうぞ。」と声をかけてくれて。
カンドー!(ToT)
なまった英語(ネーティブでも分からなかったでしょうけど。)
が分からず、イエス!を連発。
多分「ここは何もないから出発階に行きなさい。
お店もたくさんあるよ」と教えてくれていたんでしょうが、
分からなかったので同じ椅子に座りつづけていました。
今なら「ちょっとHKGの街に繰り出すか。」ですが、
私は同じところに10時間近くいたんです。
そのとき、私は姉からの手紙を何度も読み返していました。
向こうに着いたら読んでね、と言われていましたが
頑張れ!って内容のものでしたが、
初めての外国、ひとりぽっち、言葉も分からず
いきなりブワーっと泣き始めてしまいました。
さっき会った警備のが来て、「君!まだここにいたのか!(多分)」
そして私を連れていってくれたんです。
怖い顔でしたが、とっても親切な方でした。
「なーんだ。お店たくさんあるやーんっ!あ、そういえば
なんて思ったのもつかの間、搭乗時間。とほほ。
減ったような気がしましたが、それでもとても親切に接してくれました。
やけに気にかけていただいてとっても安心したのを覚えています。
聞かれるであろう質問は丸暗記したし、いざとなれば
入学書類を見せればいいや!それも甘かったのです。
最初はスムーズに行ったものの、途中からの質問がさっぱり分からず。
な、なんと審査室へ連行されたのです!
「Are you pregnant?(注3)」 単語が分からず
首をかしげていると、お腹をさすってベイビー?
マジ!まだ16やっちゅうねん!まったく失礼しちゃうわ!
その間も航空会社のスタッフがとても心配してくれていました。
その会社に罰金がかかるのでその心配も少しはあったのかなぁ・・・
空港での仕事に興味を持ったのは言うまでもありません。
他の職業も当然受験しましたが、空港で働くという夢は
今日では海外旅行も遠い夢ではなくなりましたが、だからこそ