はじめまして。
さて早速ご質問のスナップについて、分かる範囲でお答えさせていただきます。
応募書類に関してはさまざまな意見があると思いますが、
私は個人的にスナップ写真は写真館で撮るものが会社への正式な提出書類だと思っています。
社会人としてスタートするにあたり、常識のある書類を作成することが当然と
人事課の社員は考えているからです。

ただ、会社によっては「写真館で撮影したものは不可」とはっきりと明記しているところも
ありますので、そういった企業に関しては友人や家族に撮ってもらったスーツ姿の
写真を添付する必要があります。

ちなみに、私はほとんどの航空会社には写真館で撮影したスナップを添付しました。
航空業界は他の企業よりも第一印象を写真で判断される要素が高いので、
ベストな写真を用意することをお薦めします。
受験活動、頑張ってください。（国内系現役） - 05.6.7 -



　

　

　

　

Ｑ−189

こんにちは。現在就職活動を控えた大学３年の者です。
私は、国内系の客室乗務員を目指しております。
そこで地毛の髪の色についてお伺いしたいのですが、
私は生まれつき髪の色がとても茶色いです。
痛みにくいために地毛に見られることもなく悩んでいます。
自慢の髪でしたが、今は普通の黒髪の方が羨ましいです！
今まで一度も染めたことがないのですが面接の際は
染めるべきなのでしょうか。
どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。

　

Ａ

こんにちは。

ご質問の内容について、分かる範囲でお答えさせて頂きます。
私は現在国内系であるため、外資系のように外国人のクルーと
一緒に働く環境の会社とは全く違う観点での回答になると思います。

ご質問者の髪の色を実際に見ていないので、
個人的な意見として結論から言うと・・・
染めた方がよいのでは？と思います。

あるエアラインでは、身だしなみの一環として
髪の色は６号まで、と明確に表記されています。
制服に合い、お客様に不快に思わせないこと、というのが理由だそうです。
美容室の方も６号、と言うとご存知でしたが、
「規定は厳しいんですね。」というコメントでした。
地毛で明るい髪の色の先輩もいらっしゃいますが、いつも髪をまとめて
家でスプレーで黒く染めて出勤する、とおっしゃっていました。

・・・という実態をお伝えするとどういう結論かはお分かりになりますか？
国内の航空会社はこれだけ身だしなみに力を入れているのです。
逆に高校生の校則のよう？と思っていただいてもいいかもしれません。
自分の個性を押さえ込むのは意に添わないと思いますが、ＣＡは会社の
代表としてお客様に接する、ということを念頭におけばどのように
すればよいかお分かりになると思います。

就職活動、頑張ってくださいね！

（国内系現役） - 05.8.9 -

　

　

Ｑ−190

こんにちは。
私は客室乗務員を目指している高校3年生です。
中学生の頃からずっとなりたいと思っていました。
今は、さらに外国語を勉強しようと大学進学に向けて
受験勉強に励んでいます。

ですが悩みがひとつあるんです。
私は高所恐怖症なんです。飛行機は今までに
一度だけ乗ったことがあるんですが、窓側の席だったのを
母に替わってもらいたった30分の間でしたが
気が気じゃありませんでした。

それでも私は客室乗務員になりたいんです。
こんな私でもなることができるのでしょうか？
高所恐怖症を治す方法などあったら教えてください。
お願いします。

　

Ａ

こんにちは、現役中東系の航空会社に勤めているものです。

私も飛び始めた頃は本当に飛行機に乗るのが怖かったんです、
離陸、そして着陸、一番危険だと言われる瞬間は本当に辛かったです。

特に新人の頃は、お客様に見えるジャンプシートに座らされて、
緊張をしてすごく怖かったのに、笑顔でいなくてはいけないという、
精神的にも体力的にも苦痛でした。

でもあるフライトで４年間飛んでいるクルーに相談をしたら、
とっても親切に「大丈夫、飛行機は落ちないから！私は４年間
飛んで緊急事態もあったけど、こうしてまだ飛んでるんだし」
なんて言ってくれて、それから何故かとても楽しくなりました。

それと同じように、きっとあなたもその恐怖を乗り越える事が
出来るのではないでしょうか。

素敵な人と沢山交流する機会のある職業ですから、
怖くてもやめられないんですよね。

頑張ってください。

（中東系現役） - 12.7.4 -

 

Ａ

こんにちは！　私はある航空会社で客室乗務員をしています。
さて、早速ですがご質問について私の個人的な考えで回答させて頂きます。

客室乗務員は常に緊急事態に備えて万全の体制で臨んでいます。
お客様に対して空の上で笑顔で飲み物を配っているだけでは務まらない職業です。
数ヶ月の訓練を受け、数々のテストに合格し緊急脱出の訓練にも合格して
初めてお客様に接することができるのです。
ちなみに訓練所では何十メートルも上からの脱出シューターから滑る訓練があります。
これは冗談抜きでクリアできないと他のテストが満点でも乗務員として認定はもらえません。

そういったことを踏まえて、常に上空が職場ですので
高所恐怖症、という乗務員は私の周りでは聞いたことがありません。
ただし、フライト中はお客様のようにずっと窓の外を見ているわけではないですし、
雲にかくれて景色が見えなくなったりすると逆に空の上にいることを忘れていることがほとんどです。

色々な点がありますが、これらのことを考慮して今後の受験活動を頑張ってください。
（国内系現役） - 05.8.23 -

　

Ａ

こんにちは。

以前、外資系航空会社（外国の航空会社）の客室乗務員をしていた頃、
高度１万メートル前後の空を１０時間以上飛ぶ生活を何年も続けていました。
１万メートルと言うと、地上から飛行機雲を引いた米粒のような小さなジェット機が
飛んでるのを見たことがありますよね？　あれよりもまだ少し高い位の高度です。

そんな高いところを飛んでるのですから、怖いのは当たり前です。
普通の神経であれば、怖いのが当たり前なんですよ。
ですので、あなたは普通です（笑）。
ですから何の心配もありません。

特に乗務員の場合、空を飛んでる時はお客様のお世話などで
超多忙ですから、空の怖さなんで感じている暇はたぶんないでしょう。

それよりも、チーフパーサーの方が怖かったりして・・・

（外資系OG） - 05.8.23 -