Q231-235

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Q−231

こんにちは。
現在カナダに留学中の高校2年の者です。
将来外資系、具体的にエールフランスのキャビンアテンダントに
なりたいと思っています。

留学5ヶ月目になりますが、英語に対する恐怖がとれず
大丈夫なのかと不安がつのるばかりです。どうしても話すのが怖いと思ってしまうんです。
話すことはもともと好きなのですが、英語になるとどうしてもこうなってしまうのです…泣

外資系の航空会社で働くには具体的にどの程度の英語力が求められるのでしょうか。
TOEIC等の数字をよく見かけますが、よくわかりません。

今回の留学では英語に対する恐怖がとれ、会話を楽しめるようになるということを
目標にしているのですが、そんな甘いことを目標にしていては、
外資系で働くことはできないでしょうか。思いが募るばかりで、
現在少しずつですがフランス語の勉強を始めています。

キャビンアテンダントのなかで英語での受け答えにつまってしまった…
ということはないのでしょうか。
また、英会話の効率的な練習法(と言っても、ネイティブと話すことが
なりよりも大切ですよね…汗)があれば教えていただけると、
今後の参考、励みになると思います。

 

あけましておめでとうございます。

さて、ご質問についてコメントさせていただきますね。

まず、エアラインにもよりますが 、特にヨーロッパ系などの
外資系エアラインの場合、TOEICのスコアですと800以上が目標スコアです。
(もちろんそれよりも低い方、高い方など様々いらっしゃいますので、
あくまでも目標となりますが・・)

また、スコア以外の実際に必要な会話力レベルの目安ですが、
客室乗務員だから何か特殊な英語力が必要という事では
ありませんので、日常生活において楽しく会話ができるような
レベルで、恐らく大丈夫だと思います。

もう少し上達してからで結構ですので、ご自身が客室乗務員として
働いている姿を想像して、食事サービスや座席の案内、時にはご病気や
緊急事態のケースなど、お客様との様々な会話や、乗務員同士の
連絡などをする場合に、自分の今の英会話力で支障ないかな?・・と、
時々考えてみてくださいね。そして「ちょっと自信ないなぁ、、」と思われたら、
もっと上のレベルを目指してがんばってみてください。

次に、英会話に対しての恐怖心がなかなかとれない・・とのことですね。
でも、心配はいらないと思いますよ。まだまだ留学されて5か月ですし、
しかも高校2年生でいらっしゃいますので、恐怖心があって
当然だと思います。それよりも、高校2年生で単身カナダに
留学されていること自体、大変素晴らしいことだと思います。

ですので引き続き、臆せずこれからも英会話の勉強を
続けていただきたいところですが、コツとしましては
学ばれている学校での英会話のお勉強に加え、
ご自身がお気づきのように、できるだけ現地ネイティブの方と
交流を持つようにしてください。

留学生活といっても、現地の人々との交流が意外と少なく、
留学仲間や、最悪日本人同士が固まってしまい
結局ネイティブの人と話す機会を逃してしまうと
とてももったいないので・・・

いづれにしましても、恐怖心は英会話が上達するにつれて
自然になくなりますので、今は細かい間違いなどは気にせず、
「会話を楽しめるようになるということ」を目標に、チャンスを見つけて、
英会話にトライいただければと思います。

引き続きがんばってくださいね!

- 10.1.5 -

 

 


 

 

 

Q−232

私は現在アメリカの4年生大学に通っており、現在2年生です。
今はインターネットを通じてですが色々な情報を集めている最中です。

そこで1つ疑問が湧いたので質問メールを送らせていただきました。
日系企業の場合はエントリーから内定が出るまでが大体年末から
翌年5月あたりだと思うのですが、外資系企業の場合はさまざまで
いまいち予測が出来ません。

今の大学を普通では2012年の5月に卒業するのですが、3年半の
2011年の12月に卒業することも考えています。また、途中で1セメスター休学して、
3年半で2012年の5月に卒業するということも考えています。

客室乗務員採用試験のために色々と自分自身準備もしたいので、
どの時期での卒業が採用試験に向けて適しているのか悩んでいます。
この場合は春卒業のほうが良いのか、それとも冬卒業のほうが良いのか、
勝手ですがご意見を頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。

 

おっしゃる通り、外資系エアラインの客室乗務員の
募集時期につきましては全くの不定期募集となりますため、
なかなか予測がつかないのが実情となっています。

このため、春卒業かそれ以外が良いかというご質問に関しましては
やはり、「どちらでも結構です」、というお答えになってしまいます。
ただ、あくまでも卒業時期のみを考えた場合、ですが、
早く卒業されて、日本におられる方が応募のチャンスは増える
とう側面はあります。(ただ、個人的な意見ながら
このためにせっかくの留学を短縮されるのは反対ですが。。)

たとえば、先月5日に急きょ募集が発表された
KLMオランダ航空の場合、締切は1週間後の1月13日で、
2月3日前後には既に最終面接がおこなわれています。
このように日本で募集される外資系エアラインは募集発表から
応募締切日まで1〜3週間程度と非常に短く、その後の選考も
どんどん進んでいくことも多くなっています。

この他、比較的募集発表〜応募締切まで長いケースとしては、
1月16日募集発表のエミレーツ航空の場合、応募締切は
約1カ月後の2月26日。

そして1月26日に募集発表のシンガポール航空の締切も
約1カ月後の2月28日でした。ただ、この場合も毎年決まって
特定の時期に募集出るかというと、そうでもないため、
いづれにしましても他の就職活動のように一斉に同じ時期に、
・・という訳には残念ながらいかないのが現状となっています。

(ご参考までに、以下に列挙したシンガポール航空の過去の募集の場合、
なんとなく、冬頃と夏頃に募集が出ている規則性は発見することができます)

このため、外資系エアライン志望者の場合、
まずは大学の学業を最優先にしていただき、
卒業が近くなり、うまくその時点で募集が出れば応募し、
卒業後は一旦異業種に就職されて、働きながらチャンスを待つ。
・・というのが現実的な対策かと思います。

以上、短い文面ですのでわかりにくいところもあったかと
思いますので、また何かありましたら引き続き
お気軽にお知らせください。 - 10.2.2 -


【参考】 シンガポール航空 日本人客室乗務員の募集時期と学歴規定(2006〜2010年)


2010年 1月26日発表
⇒ 応募締切 2/28  | University graduate  
 *後日SQ日本語HP上で発表された募集要項では右記追記されていました ⇒ University graduate ( only those have graduated or will graduate in March 2010 and 2011 may apply)

  -- 2009年 は募集なし --

2008年 7月28日頃発表 ⇒ 応募締切 8/31 ⇒ 書類選考結果の通知受領日 8/11〜 | University graduate (only those who have graduated or will graduate in March 2009 may apply)

2008年 2月29日頃発表 ⇒ 応募締切 4/13 ⇒ 書類選考結果の通知受領日 4/11〜  | University graduate (Interested applicants graduating by 2008 are welcome to apply)


2007年 8月22日頃発表
 ⇒ 応募 締切 9/15(のちに9/30に変更) ⇒ 書類選考結果の通知受領日 10/16 |  University graduate

2007年 6月7日頃発表  ⇒  応募締切 6/22 ⇒ 書類選考結果の通知受領日 7/10 | University graduate


2006年10月26日頃発表
⇒ 応募締切 11/8 ⇒ 書類選考結果の通知受領日 11/23 | University graduate (only those who have graduated need apply)

2006年 1月16日頃発表 ⇒ 応募締切 1/30 ⇒ 書類選考結果の通知受領日 2/14 | University graduate (only those who have graduated or will graduate in March 2006/07 need apply)


 

 


 

 

 

Q−233

私はキャビンアテンダントになりたいのですが、人と話をするのが下手です。
特に人見知りをするので、初対面の人とは上手く話せないです。
このような人はやはりキャビンアテンダントのような職業には
向いてないのでしょうか?是非教えて下さい!
お願い致します。

 

実際、ご質問者と同じような方は現役CAの中でも少なからずいらっしゃいますね。
CAというと、「人と話しをする」 ことが得意なイメージが大きいですが
もう一方で、「人のお世話をするのが好きか」、も大切な要素のひとつです。

もし、その双方ともに苦手であれば、残念ながらCAには向いてないのかもしれません。
しかしながら、人と話すのが苦手であっても、人のお世話をするのが
苦手でないようでしたら、前者の方は今後の訓練で克服できると
思いますので、一度ご自身を振り返ってみていただけますでしょうか。

では、またのメールお待ちしています!- 10.2.25 -

 

 


 

 

 

Q−234

はじめまして。こんにちは。
私は今、歯科矯正治療中です。
航空会社のキャビンアテンダント(客室乗務職)や特定地上職の
採用試験を受けるのですが、歯科矯正治療中という事は不利になるのでしょうか。
また、エントリーシートに添付する写真で矯正中だとわかると不利になるのでしょうか。
器具を一度外すことも可能だと言われているのですが、
外すべきなのかを悩んでいます。

 

面接時の矯正は、あまり目立つ器具の場合は、取り外した方がいいかと思います。
ただ、矯正はダメ、とは明記されていないので、最終的にはご本人次第になりますが・・

ご参考までに、日系エアラインの場合、健康診断で見えない状態であれば可能ですが、
外に器具が見えるというのは禁止、と社内ルールで決まっているため、
入社までに外せるのであれば問題ないのではと思います。

反対に、外資系エアラインのシンガポール航空や、アシアナ航空など、
外見的審査の割合が大きい会社ほど、外して臨む方が、良いと思います。
それでは、がんばってくださいね。 - 10.3.15 -



 


 

 

 

Q−235

はじめまして。
いつも指導をしてくださるスクールの先生から
「キャビンアテンダントを志望しているのなら、それだけを目指しなさい、
そうしないと内定は難しい」と繰り返し言われます。

私は他の業界にも興味があるので、
航空業界や他の業界にも就職活動をしたいと思っているので
どうしていいかわかりません。

 

ご質問の短い文面のみからでは
その先生がおっしゃった本意が解りかねますが、
概ねこのような意図なのでしょうか?

「他の業界と並行して就職活動をやって
内定を得られるほど、航空業界は甘くない」

「航空業界を目指すのなら、何もかも捨てて
航空業界内定に向けて一心不乱に努力すべき」

もしそうだとしたら、との前提付のコメントですが、
その逆が就職活動成功の秘訣だと思います。

今も昔も、航空業界のみを志望して就職活動をしていると、
就職浪人になってしまう可能性大です。

また(もちろん内定を得るためにはそれ相応の準備や
努力は必要ですが)、航空業界のみをターゲットにして
可能性を狭くしてしまうよりも、いろいろな業界も含め
視野を広くもった方が、どちらの道に進むにしても
うまく行く可能性が高いのは間違いありません。

がんばってください!- 10.5.10 -




 

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