q40

早速ですが新卒でグランドスタッフを受験されるということですね。
結論から申し上げますと「３つボタンでないといけない」
というのは噂にすぎません。

ただし、マナースクールやビジネススクールなどでは
一部「正装」ということで推奨している学校などもあるかも知れませんが、
航空業界だけがボタンの数などで決めるという特殊な基準がある訳ではありません。
実際、私は最終面接で１つボタンの黒スーツで内定しましたし、
新卒の時には２つボタンのスーツで受験していました。

採用の人間は面接室に入ってきた表情や髪型、そして航空会社の社員として
この人が制服を着たらどんな人物になるか、を考え採用に臨んでいます。
そうすると自分がどのような物が似合うか、どんなスーツが着心地がよく
リラックスしていつもの自分が出せるか、そういった面を重視して
身に付ける物を考えていってください。

これからも頑張ってくださいね。応援しています。
- 06.4.21 -

　

　

　

Ｑ－197

現在大学二年生で、GHを目指しています。
留学について悩んでいます。
やはり留学は、一年くらいしていないと有利にはならないのでしょうか？
一ヶ月くらいの短期留学ではアピールポイントとはならないのでしょうか？
意見をお聞かせください。

Ａ

ご質問メールありがとうございました。
留学については、期間の長短とアピール度の関連性は少ないと思います。

例えば、英語学習を目的として留学する場合、
出発前に何の準備もなく出発し、１年間の留学後の習得レベルが
中級レベルの方のケースと、出発前に十分に国内で勉強され
１ヶ月間の短期留学で、上級レベルに引き上げられた方の
ケースでは、自ずと後者の方が目的達成度から見ると
高評価に繋がると思います。
すなわち、期間の長短よりも留学の内容が重要になります。

それでは、また何かありましたら
お気軽にお知らせください。

- 06.5.1 -

　
　

そこで、ふと疑問に思ったのですが、客室乗務員と言う
仕事の面白さ＆やりがいとは何ですか？？
また高い語学力や複数の言葉（中国語やフランス語など）が
必要とされていますが、私は今から英語はもちろん
第三ヶ国語として何を学んだらよいですか？
また、いつ頃から勉強を始めると良いですか？？
詳しく教えていただけるとうれしいです。

こんにちは。
現在、国内の客室乗務員として勤務しております。

さて早速ですがご質問の件についてお答えしたいと思います。
　

Ｑ．仕事の面白さややりがいについて

面白さ：毎日違う行き先へ行き、違うお客様に出会い、
　　　　　違うメンバーと飛ぶことになるので新しい発見がいつもあることです。
　　　　　また地方に泊まりの時には現地のおいしい食事をしたり

　　　　　おみやげを買ったりと自分の楽しみもあることです。
　

→やりがい：自分の行ったサービスがすぐお客様の反応として返ってくることです。
　　　　　　　また機内で急に病気になった方を看病して大事に至らずお客様が
安心していただいたことやお礼のお手紙を会社宛てに頂いたりすることです。

Ｑ．語学力について

まず基本は英語力ですが、勉強する時期は早く始めるにこしたことはないと思います。
英検、ＴＯＥＩＣなどは積極的にどんどん受験し、自分の力を試して頂きたいと思います。
また第二外国語としてはヨーロッパ系の言語も大事だと思いますが、
今後アジアとのつながりはどの航空会社も強くなっていくと思うので中国語、
ハングル語などの他にもアジア語は知っているととてもポイントが高いと思います。
しかし語学力だけではなく日本のことをよく知るために地理、歴史、一般教養を含めて
ひとりの大人の女性として幅広く知識を持つことが大事だと思います。

簡単にお答えしましたが、いかがでしたでしょうか。
これからも社会勉強についてどんどん視野を広げていってくださいね。

- 06.5.16 -

まず、入りたい航空会社、例えばＪＡＬやＡＮＡ，

もしくは外資系エアラインのエアフランスなどなど・・
どの会社に入りたいかによって必要とされる条件や対策方法も
変わってくる場合がありますので、そういった意味ではないかと思います。

しかしながら、まだ中学生でおられますので、
航空会社を絞ったり、ＳＷ（スチュワーデス・キャビンアテンダント）に限定して
進路選択をするよりも、まずは素敵で魅力的な人間になれるように、
お勉強やクラブ活動・日常生活を送られるので十分だと思います。

それと平行して、ＳＷ試験の雰囲気や必要とされる条件（英語力や身長など/これらは
当サイトの掲示板やこれが採用試験だ！にいくつか掲載しています）を
参考程度に押さえられてはいかがでしょうか。
また何かありましたらメールしてくださいね。応援しています！
（元外資系客室乗務員）- 06.6.1 -

　

　

　

結論から言いますと、

４年制大学への進学を念頭において
進路を選択されることをおすすめします。
（学部・学科はお好きなものでＯＫ）
それが諸事情で難しいようであれば、
２．短大　３．専門学校　の順になると思います。

これは、４大・専門学校の優劣を言っているのではなく
様々な側面から考えて、これから進路を選択される人にとって
環境が許すならば４年制大学への進学が最も良いと
思われるからです。

例えば、2007年度新卒対象の国内系エアライン採用試験の
募集要項での学歴規定は以下の通りでした。

ＡＮＡ
・ 2006年4月から2007年3月までの間に専門学校・短期大学
又は4年制大学を卒業見込みの方。

JALエクスプレス
・入社時に高校卒業以上の学歴を有する方。
専門学校、短大または大学の場合は
2007年3月までに卒業見込みの方。

JAL
・2006年4月より2007年3月までの間に大学、
または短大を卒業見込みの方。

上記の様に、ＡＮＡやＪＡＬエクスプレスでは
専門学校卒もしくは高卒以上の学歴をお持ちであれば
応募可能ですが、ＪＡＬでは短大卒以上の資格がないと
応募不可能です。

また、外資系エアラインの場合では、シンガポール航空や
ＫＬＭオランダ航空などでは、４大卒以上の学歴規定になっています。

このため、専門学校や短大卒で応募可能なエアラインも
多いですが、現実問題として４大卒の方が専門学校卒より
応募できるエアラインが多くなりますので、その分チャンスも
広がることになります。

また、客室乗務員になられた方の中には、
一旦異業種へ就職し社会に出てから既卒試験を受験し
内定されるケースも非常に多いですが、この場合においても
４大卒の方が新卒時の進路選択に幅ができますので有利です。

最後に、客室乗務員の採用試験においては、いわゆる
エアラインスクールに通学しないと合格できない、と言った
類の採用試験ではありません。

採用試験の内容や雰囲気については既に受験された
諸先輩方の意見や感想が「各掲示板」や「これが採用試験だ！」
に多数残っていますのでそれらをご覧になったり、実際に採用試験を
受験された後で、ご自身にとって必要で有益と思われたのであれば、
その時点で通学の要否を判断しても遅くはありません。

では、また何かありましたらお気軽にどうぞ！
- 06.7.6 -

　